特許
J-GLOBAL ID:200903043090621285

機械類の運転制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-053883
公開番号(公開出願番号):特開平11-248094
出願日: 1998年03月05日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】高度な安全性を達成できるようにした機械類の運転制御回路(安全回路)を提供すること。【解決手段】ラインE上のリレースイッチ *K2がON状態であって電磁コイルB1が通電されていることを条件に、運転者等による起動スイッチPのON操作に連動して、スイッチK11 がON位置まで移動許可される。そして、スイッチK11 が、起動スイッチPのON操作に連動してON位置まで移動したことを条件に、電磁コイルB2によりスイッチK11 がON位置に吸着保持される。また、電磁コイルB2の磁気吸引力の消滅により、スイッチK11 はOFF 位置へ移動されるように構成される。これにより、起動スイッチにより機械類を起動し、非常停止スイッチにより非常停止でき、また、電気接点に接点溶着等が発生したとしても、確実に非常停止機能を維持することができ、尚且つ、安全回路内の電気接点に接点溶着等が発生しているときには、再起動されないようにすることができる。
請求項(抜粋):
機械類に接続される出力ラインであって、起動スイッチPと連動されるスイッチK11と、電磁リレーK2によりON・OFF切り換えされる初期OFF状態のリレースイッチ *K2と、電磁リレーK3によりON・OFF切り換えされる初期ON状態のリレースイッチ *K3と、が直列接続されるラインCと、非常停止スイッチに接続されるラインであって、電磁リレーK1によりON・OFF切り換えされる初期OFF状態のリレースイッチ *K1と、初期OFF状態のリレースイッチ *K3と、を並列接続しつつ、電磁リレーK1及び電磁コイルB2に接続されるラインAと、非常停止スイッチに接続されるラインであって、初期OFF状態のリレースイッチ *K2と、初期OFF状態のリレースイッチ *K3と、を並列接続しつつ、電磁リレーK2に接続されるラインDと、起動スイッチPと、初期ON状態のリレースイッチ *K1と、初期ON状態のリレースイッチ *K2と、を直列接続して、電磁リレーK3に接続されるラインBと、初期ON状態のリレースイッチ *K2が接続され、電磁コイルB1に接続されるラインEと、を備え、各リレースイッチ *K1は相互に機械的に連係され、電磁リレーK1の通電・非通電切り換えにより、何れか一つのリレースイッチ *K1がON・OFF切り換えされると、他の全てのリレースイッチ *K1がON・OFF切り換えされる構成とされ、各リレースイッチ *K2は相互に機械的に連係され、電磁リレーK2の通電・非通電切り換えにより、何れか一つのリレースイッチ *K2がON・OFF切り換えされると、他の全てのリレースイッチ *K2がON・OFF切り換えされる構成とされ、各リレースイッチ *K3は相互に機械的に連係され、電磁リレーK3の通電・非通電切り換えにより、何れか一つのリレースイッチ *K3がON・OFF切り換えされると、他の全てのリレースイッチ *K3がON・OFF切り換えされる構成とされ、かつ、機械類の起動時に、前記ラインE上のリレースイッチ *K2がON状態であって電磁コイルB1が通電されていることを条件に、運転者等による起動スイッチPのON操作に連動して、スイッチK11はOFF位置からON位置まで移動許可される構成とされ、運転者等による起動スイッチPのON操作に連動してON位置まで移動したことを条件に、電磁コイルB2の磁気吸引力によってスイッチK11がON位置に吸着保持されることが許可される構成とされ、電磁コイルB2の磁気吸引力の消滅により、スイッチK11がOFF位置へ移動されるように構成されたことを特徴とする機械類の運転制御回路。
IPC (2件):
F16P 7/00 ,  H01H 47/00
FI (2件):
F16P 7/00 ,  H01H 47/00 F

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