特許
J-GLOBAL ID:200903043112058237

ウエブのリップコータ型塗工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-112995
公開番号(公開出願番号):特開平7-313917
出願日: 1994年05月26日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 リップコータ型塗工装置において、常に液圧値の変動範囲及び変動速度に応じて液圧値を調整できるリップコータ型塗工装置を提供する。【構成】 ノズルヘッド16の上面にはドクタエッジ28が設けられ、ノズルヘッド26の前面には、液溜め壁26が立設され、バックアップロール12と液溜め室29とドクタエッジ28及びノズルヘッド16の上面とにより液溜め室29が形成され、ドクタエッジ28とバックアップロール12との間隙を調整する高さ調整用モータ34,42,44が設けられ、液溜め室29内部の塗工液の液圧値を検出する圧力検出装置30が設けられ、設定液圧値と現在の液圧値との偏差を演算して、高さ調整用モータ34,42,44を制御する制御装置58が設けられている。
請求項(抜粋):
塗工液吐出用ノズルヘッドと、このノズルヘッドの上方に配されたバックアップロールとからなり、このバックアップロールによって所定の走行速度で走行するウエブへ、前記ノズルヘッドから塗工液を噴射して塗工するリップコータ型塗工装置において、前記ノズルヘッドの上面には、ドクタエッジが設けられ、前記ノズルヘッドの前部には、前記バックアップロールの下周面に向かって液溜め壁が立設され、前記バックアップロールの下周面、前記液溜め壁、前記ドクタエッジ及び前記ノズルヘッドの上面とにより液溜め室が形成され、ドクタエッジとバックアップロールとの間隙を調整する間隙調整手段が設けられ、前記液溜め室へ塗工液を圧送する塗工液供給手段が設けられ、前記液溜め室内部の塗工液の液圧値を検出する圧力検出手段が設けられ、設定液圧値と前記圧力検出手段が検出した液圧値との偏差を演算する偏差演算手段と、前記圧力検出手段が検出した液圧値の単位時間当りの変動量である変動速度を演算する変動速度演算手段と、前記偏差演算手段により演算された偏差と、前記変動速度演算手段により演算された変動速度とから前記間隙の変更値を決定する変更値決定手段と、前記変更値決定手段によって決定された変更値だけ前記間隙を変更するように前記間隙調整手段を制御する制御手段とよりなることを特徴とするウエブのリップコータ型塗工装置。

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