特許
J-GLOBAL ID:200903043112742200

歯車または歯車状物の塑性加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-199603
公開番号(公開出願番号):特開平7-051788
出願日: 1993年08月11日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 ダイ部材内でパンチとカウンタパンチで素材から成形される歯車または歯車状物がカウンタパンチでエジェクトされるとき、ダイ孔の開口端部でしごき加工されない方法を提供する。【構成】 ダイ部材5のダイ孔11内でパンチ2とカウンタパンチ6で素材20を圧縮加工するときに、テーパ部材14でダイ孔11の開口端部11Aを弾性収縮変形させ、ダイ孔11内で素材20からクラウニング付き平歯車21が成形されてこの歯車21をカウンタパンチ6でエジェクトするときには開口端部11Aの弾性収縮変形を解除させ、歯車21の歯が開口端部21Aでしごき加工されずに歯車21をエジェクトできるようにする。
請求項(抜粋):
ダイ部材に歯車または歯車状物と対応した形状であってパンチ側が開口端部となったダイ孔を形成するとともに、このダイ部材にカウンタパンチを前記開口端部とは反対方向から挿入し、前記ダイ部材に前記ダイ孔よりも長い寸法の素材を収容してこの素材を前記カウンタパンチで受けた後、前記パンチを前記ダイ部材側に移動させて前記素材をこのパンチと前記カウンタパンチとで圧縮加工し、外周方向に張り出し変形した前記素材を前記ダイ孔内に充満させることによりこのダイ孔内で前記歯車または歯車状物を成形し、前記パンチを前記ダイ部材から離間させた後、前記カウンタパンチをエジェクト部材で前記パンチ側に移動させて前記歯車または歯車状物を前記ダイ孔内からエジェクトする歯車または歯車状物の塑性加工方法において、前記素材の圧縮加工中に前記ダイ孔の開口端部を他の部分よりも弾性収縮変形させてこの弾性収縮変形を前記ダイ孔内への前記素材の外周方向への張り出し変形による充満時まで持続させ、このダイ孔からの前記歯車または歯車状物のエジェクト時には前記開口端部を拡大させることを特徴とする歯車または歯車状物の塑性加工方法
IPC (3件):
B21K 1/30 ,  B21J 13/02 ,  B21J 13/14

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