特許
J-GLOBAL ID:200903043121220403
バルブタイミング調整装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-239492
公開番号(公開出願番号):特開2009-068448
出願日: 2007年09月14日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
【課題】簡単な構成で作動油の漏れを低減し、高精度に従動軸の位相の制御が可能なバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】ベーンロータ50のボス部51は、軸に対して傾斜する外壁テーパ面56を有している。ハウジング11は、ボス部51の外壁テーパ面56に当接する内壁テーパ面37を有している。外壁テーパ面56と内壁テーパ面37との相互作用によりベーンロータ50からハウジング11に対してスラスト方向の力が働く。これにより、ベーンロータ50はハウジング11を押圧し、ベーンロータ50がハウジング11を押圧する軸方向側のベーンロータ50の端面57とハウジング11との間に形成されているクリアランス21の軸方向の幅dは一定に保たれる。その結果、このクリアランス21は、ベーンロータ50がハウジング11を押圧する軸方向側のベーンロータ50の端面57に設けられているシール部材60によって良好に塞がれる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動軸からの駆動力を伝達する駆動力伝達部材と、
前記駆動力伝達部材から駆動力を受けるとともに前記駆動力伝達部材と係合し、前記駆動軸と同期して回転するギアと、
前記ギアを外周に環状に形成するハウジング部材と、
支持部および前記支持部とともに回転するベーンを有し、前記支持部は前記従動軸とともに回転し、前記ベーンは前記ハウジング部材に形成された収容室に収容され前記ハウジング部材に対し所定角度範囲に限って相対回転可能であるベーンロータと、
前記ベーンロータの軸方向端面において前記ベーンロータと前記ハウジング部材との間に設けられ、前記ベーンを周方向に駆動する油圧室からの圧油漏れを防止するシール部材とを備え、
前記支持部は、軸に対して傾斜する外壁テーパ面を有し、
前記ハウジング部材は、前記外壁テーパ面に当接する内壁テーパ面を有し、
前記シール部材は、前記外壁テーパ面と前記内壁テーパ面との相互作用によって前記ベーンロータが前記ハウジング部材を押圧する軸方向側の前記ベーンロータ端面に設けられていることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
3G018AB02
, 3G018AB16
, 3G018BA29
, 3G018BA33
, 3G018CA19
, 3G018DA20
, 3G018DA54
, 3G018DA67
, 3G018DA70
, 3G018DA73
, 3G018DA83
, 3G018DA85
, 3G018FA01
, 3G018FA07
, 3G018GA25
引用特許:
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