特許
J-GLOBAL ID:200903043127023332
レーザ溶接方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087604
公開番号(公開出願番号):特開平8-257773
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 厚さの異なる板材をレーザ光によって突き合わせ溶接する際に、突き合わせ接合部に良好な溶接ビードを形成し、溶接欠陥の発生を防止する。突き合わせギャップがある場合においても、確実に両板材を突き合わせ溶接する。【構成】 薄板鋼板1と厚板鋼板2とを突き合わせた状態で配置し、レーザ光Lを照射する。このとき、レーザ光Lは、振幅Wで突き合わせ接合部5を溶接方向に対して交差する方向に往復動され、ウィービングされている。また、レーザ光Lの振幅中心における光軸LC1は、突き合わせ中心25から厚板鋼板2側に角度θで傾斜されている。薄板鋼板1と厚板鋼板2との突き合わせ接合部5に突き合わせギャップが生じた場合でも、レーザ光Lは傾斜した状態でウィービングしながら照射されるため、突き合わせギャップを通過することなく、薄板鋼板1と厚板鋼板2の端縁を溶融して、確実に滑らかな突き合わせ溶接を行うことができる。
請求項(抜粋):
厚さの異なる被溶接物を突き合わせて配置し、該被溶接物の突き合わせ接合部に、レーザ光を照射して突き合わせ溶接するレーザ溶接方法において、前記レーザ光の光軸を被溶接物の突き合わせ中心から厚板側に傾斜させて照射することを特徴とするレーザ溶接方法。
引用特許:
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