特許
J-GLOBAL ID:200903043128886911

車両用電動格納式アウトサイドミラー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-274269
公開番号(公開出願番号):特開平6-122345
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】ケースに保持されたミラー回動軸が車両の走行振動によりケースに対して振動することがない車両用電動格納式アウトサイドミラー、又は従来より小型で部品点数の少ない車両用電動格納式アウトサイドミラーを提供すること。【構成】電動駆動装置2に連動する従動ギヤ17をミラー回動軸3に所定範囲内で僅かに相対回動可能に取り付けると共に、この相対回動時に従動ギヤ17のボール24とカム面22eの作用により軸線方向に移動するスライド位置決部材22を設けて、スライド位置決部材22の係合凹部22dとミラー回動軸3の回動位置決板21の係合凸部21aとの係合離脱をさせるようにした車両用電動格納式アウトサイドミラー。出力軸6とミラー回動軸3を駆動装置収納部1dとは別のギヤ収納部1e内に収納並設した車両用電動格納式アウトサイドミラー。
請求項(抜粋):
電動駆動装置とアウトサイドミラーが取り付けられたミラー回動軸をケース内に並設すると共に、前記電動駆動装置の装置本体から突出する出力軸を前記ミラー回動軸に連動させて、前記アウトサイドミラーを前記電動駆動装置により使用位置と格納位置との間で回動駆動制御可能に設けた車両用電動格納式アウトサイドミラーにおいて、前記ミラー回動軸に回動位置決部材を固定し、前記電動駆動装置に連動する従動ギヤを回動初期に僅かな範囲で相対回動可能に前記ミラー回動軸に装着し、前記回動位置決部材と前記従動ギヤとの間に位置させて前記ミラー回動軸に相対回転自在に装着されたスライド位置決部材を前記ミラー回動軸の軸線方向に移動可能に且つ前記ミラー回動軸の軸回り方向に回動不能に前記ケースに装着し、前記使用位置で互いに係合させる係止凹部と係止凸部の少なくとも一方を前記両位置決部材の一方に設け、前記係止凹部と係止凸部の他方を前記両位置決部材の他方に設け、前記位置決部材を前記従動ギヤ側にスプリングで付勢して前記位置決部材と従動ギヤとを直接または間接的に係合させると共に、前記使用位置から格納位置側に前記従動ギヤをミラー回動軸に対して回動させたときに、前記回動初期に前記スライド位置決部材を従動ギヤ側に変位させて、前記係止凸部と係止凹部とを離反させるカム面を前記従動ギヤと位置決部材との少なくとも一方に設けたことを特徴とする車両用電動格納式アウトサイドミラー。

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