特許
J-GLOBAL ID:200903043136610500

三次元造形方法およびそれに用いる装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-345862
公開番号(公開出願番号):特開平9-155980
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 材料どうしの接着を、溶剤を用いることなく圧接状態で加熱溶融したのちに冷却して行うことにより、排気装置を必要とせず、使用する材料も溶剤で溶融するものに制限されない三次元造形物の造形方法およびそれに用いる装置を提供することである。【構成】 この発明は、薄板における造形物の中空部分に該当する部分は切削除去したのち粉末補助材を充填し、他の不要部分には格子状の切断線を入れ、重なり合う薄板どうしの接着を、上側の薄板をヒーターで加熱溶融して下側の薄板に密着させたのち冷却固化することにより行うようにしている。したがって、どのような形状の造形物の造形でもでき、不要部分の除去が容易になるとともに、排気装置が不要になり、造形材料として熱可塑性を有するものであればなんでも使用できるようになる。
請求項(抜粋):
台部に熱可塑性材料からなる薄板を載置し、その造形物部分の輪郭部を切断するとともに、不要部分を切削除去や切断したのち、さらに、その薄板の上に他の熱可塑性材料からなる薄板を積層し、その上側の薄板に切削除去や切断を行うといったことを繰り返すことにより三次元造形物を造形する方法であって、上記薄板における造形物の中空部分に該当する部分は切削除去したのち粉末補助材を充填し、他の不要部分には造形後の不要部除去を容易にするために所定間隔の格子状切断線を入れ、上記重なり合う薄板同士の接着を、上側の薄板を平面状のヒーターで加熱溶融して下側の薄板に密着させたのち冷却固化させることにより行うことを特徴とする三次元造形方法。
IPC (2件):
B29C 67/00 ,  B29C 33/58
FI (2件):
B29C 67/00 ,  B29C 33/58

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