特許
J-GLOBAL ID:200903043136686557

強誘電性液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-320851
公開番号(公開出願番号):特開平6-157371
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【構成】 走査電極と信号電極に選択的に電圧を印加し、液晶の光軸を切り換える印加・駆動手段と光軸の切り換えを光学的に識別する手段を備えてなる強誘電性液晶素子であって、液晶組成物が、一般式(I)【化1】で表される化合物を少なくとも一種及び/又は一般式(II)【化2】で表される化合物を少なくとも一種含有し、誘電異方性が負であることを特徴とする強誘電性液晶表示素子。【効果】 強誘電性液晶のスメクティック層構造の折れ曲がりの方向と強誘電性液晶-配向膜界面における強誘電性液晶分子のプレティルトの方向が同一で配向性がよく、高コントラストで低駆動電圧の大容量の強誘電性液晶表示素子を得ることができる。
請求項(抜粋):
一対の絶縁性基板のそれぞれの上に、電極を形成し、その上に配向膜を形成して、これら一対の絶縁性基板が対向するように配置され、その間に強誘電性液晶を介在させ、前記電極の少なくとも一つが画素を構成するための複数の走査電極と複数の信号電極を互いに交差する方向に配列し、走査電極と信号電極に選択的に電圧を印加し、かつ前記強誘電性液晶の光軸を切り換える印加・駆動手段と光軸の切り換えを光学的に識別する手段を備えてなる強誘電性液晶表示素子であって、強誘電性液晶組成物が、一般式(I)【化1】(式中、R1 及びR2 は同一又は異なって炭素数1〜15を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基もしくは同一又は異なって炭素数1〜15を有する直鎖又は分枝鎖のアルコキシ基である。)で表されるフッ素化合物を少なくとも一種及び/又は一般式(II)【化2】(式中、R3 及びR4 は同一又は異なって炭素数1〜15を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基もしくは同一又は異なって炭素数1〜15を有する直鎖又は分枝鎖のアルコキシ基である。)で表されるフッ素化合物を少なくとも一種含有し、誘電異方性が負であることを特徴とする強誘電性液晶表示素子。
IPC (5件):
C07C 25/18 ,  C07C 25/22 ,  C09K 19/30 ,  C09K 19/32 ,  G02F 1/13 500
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-114532

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