特許
J-GLOBAL ID:200903043141678163

シヤフトを嵌合部材に圧入してなる機械要素及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川上 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-271568
公開番号(公開出願番号):特開平5-060203
出願日: 1991年10月19日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】シャフトの外周に形成した隆起部に焼結合金製カムピースを圧入嵌合して一体に組立てるカムシャフトにおいて、圧入時におけるカムピースの割れを防止するとともに切粉の発生を少なくし、嵌合部材とシャフトの接合強度も向上させる。【構成】焼結合金製中空嵌合部材1に低炭素鋼製インナーピース2を内嵌し、そのインナ-ピ-スの軸孔20に、大径部と小径部を設け、シャフト3の隆起部4をインナーピース2よりも硬く、その外径D1 を小径部の内径よりも大きく、かつインナーピース2の外径よりも小さく、好ましくは大径部の内径よりも小さくし、前記隆起部4を前記軸孔20に圧入してそれを変形させることにより嵌着する。
請求項(抜粋):
シャフトの嵌合領域の周面に隆起部を形成し、焼結合金製の中空嵌合部材をその内周面に前記隆起部よりも軟質又は同質の鋼製環状のインナーピースを有する複合中空嵌合部材に形成し、前記インナ-ピ-スの軸孔には大径部と小径部を設け、前記小径部の内径を前記隆起部の外径よりも小さく形成し、前記隆起部を前記軸孔に圧入して塑性変形及び又は切削することにより前記複合中空嵌合部材を前記シャフトに嵌着したことを特徴としてなるシャフトを嵌合部材に圧入してなる機械要素。
IPC (7件):
F16H 53/02 ,  B23P 19/02 ,  F01L 1/04 ,  F04C 15/00 ,  F04C 29/00 ,  F16B 4/00 ,  F16H 55/17

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