特許
J-GLOBAL ID:200903043149395055

低鉄損方向性けい素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-124141
公開番号(公開出願番号):特開平6-330174
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【構成】 一方向性けい素鋼板の製造に際し、(1) スラブ組成を、C:0.05〜0.10%, Si:2.5 〜4.5 %, Mn:0.02〜0.15%,S及びSeのうちから選んだ一種又は二種:0.005 〜0.10%, P:0.015 〜0.07%, Al:0.005 〜0.10%及びN:0.01%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物とすると共に、(2) 最終冷間圧延工程における冷延パスを50〜150 °Cの温度範囲で行い、かつ該最終冷延工程におけるパス間で少なくとも1回、 150〜500 °Cの温度範囲に30秒以上、3時間以下保持する熱処理を施す。【効果】 低鉄損の一方向性けい素鋼板を、工業的に安定して得ることができる。
請求項(抜粋):
含けい素鋼スラブを、熱間圧延したのち、1回又は中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とし、しかるのち脱炭焼鈍ついで仕上げ焼鈍を施す一連の工程からなる一方向性けい素鋼板の製造方法において、(1) スラブの成分組成を、C:0.05〜0.10wt%, Si:2.5 〜4.5 wt%, Mn:0.02〜0.15wt%, S及びSeのうちから選んだ一種又は二種:0.005 〜0.10wt%, P:0.015 〜0.07wt%, Al:0.005 〜0.10wt%及びN:0.01wt%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物とすると共に、(2) 最終冷間圧延工程における冷延パスを50〜150 °Cの温度範囲で行い、かつ該最終冷延工程におけるパス間で少なくとも1回、 150〜500 °Cの温度範囲に30秒以上、3時間以下保持する熱処理を施すことを特徴とする磁気特性の優れた一方向性けい素鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  H01F 1/16 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06

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