特許
J-GLOBAL ID:200903043149432210

永久磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-288840
公開番号(公開出願番号):特開平7-176414
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 R-T-B系焼結磁石の磁気特性を向上させると共に、このような焼結磁石を低コストで製造する。【構成】 R(希土類元素)、T(Fe、またはFeおよびCo)およびBを主成分とし、主相がR2 T14Bである永久磁石を、主相用母合金の粉末と粒界相用母合金の粉末との混合物を成形、焼結して製造するに際し、主相用母合金として、平均径が3〜50μm のR2 T14B柱状結晶粒とRリッチ相(結晶粒界)とを有し、かつ、Rを26〜32重量%を含むものを用い、粒界相用母合金として、Rを32〜60重量%、残部が実質的にCo、またはCoおよびFeである結晶質合金を用いる。粒界相用母合金の平均結晶粒径は、単ロール法等の急冷法により0.1〜20μm とすることが好ましい。
請求項(抜粋):
R(Rは、Yを含む希土類元素の少なくとも1種である)、T(Tは、Fe、またはFeおよびCoである)およびBを主成分とし、実質的にR2 T14Bから構成される主相を有する永久磁石を、主相用母合金の粉末と粒界相用母合金の粉末との混合物を成形した後、焼結することにより製造する方法であって、前記主相用母合金が、実質的にR2 T14Bから構成され平均径が3〜50μmである柱状結晶粒と、R2 T14BよりもRの含有率が高いRリッチ相を主体とする結晶粒界とを有し、かつ、Rを26〜32重量%、Bを0.9〜2重量%含み、残部が実質的にTであり、前記粒界相用母合金が、Rを32〜60重量%含み、残部が実質的にCo、またはCoおよびFeである結晶質合金であり、前記混合物中における主相用母合金の比率が60〜95重量%である永久磁石の製造方法。
IPC (6件):
H01F 1/053 ,  B22F 1/00 ,  C22C 33/02 ,  H01F 1/08 ,  H01F 7/02 ,  H01F 41/02
FI (2件):
H01F 1/04 H ,  H01F 1/08 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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