特許
J-GLOBAL ID:200903043156456620

円形容器内面検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-249946
公開番号(公開出願番号):特開平5-087738
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】従来ビール缶内面検査では微分法等で黒,白汚れの検出を行うのみで、対象画像を多数のウィンドウ領域に分け、夫々にしきい値を設定するため時間がかかったことを改善する。【構成】従来同様黒,白汚れを検査する不良検出回路7,不良検出判定回路12のほかに缶内面高輝度部の外,内周の円形性を検査する画像エッジ検出回路6,高輝度部判定回路11を設け、この6,11に高輝度部における缶のへこみ,ゆがみ,汚れの検査を行わせウィンドウ領域数を減ずる。なお円形性検査に先立ち画像エッジ検出回路6を介し缶口部高輝度部の2値画像走査線上の最初の立上り点と最後の立下り点の中点座標の平均値を求め缶位置を特定し、更に投影回路9又は10を介し容器連接方向に垂直な方向への口部高輝度部2値画像の投影を求め処理領域決定回路14を介し投影差分値を容器内側から外側へ探索して連接点を求める。
請求項(抜粋):
所定の方向に相互に連接し得る軸対称の円形容器の前記軸方向からこの円形容器の内面側を照明したうえ、TVカメラを介しこの軸方向からこの円形容器の照明面を撮像し、不良検査手段を介しこの撮像された画像を解析して前記円形容器の内面の黒汚れおよび白汚れを検査する円形容器内面検査装置において、前記撮像の画面走査によって得られる画像信号を前記円形容器の口部高輝度部の2値画像を得るように2値化し、この2値化画像信号を前記連接方向に垂直な方向に投影する手段と、この投影に基づく投影画素量を差分して差分投影画素量を求め、前記円形容器の内側から外側に向けて前記差分投影画素量を調べ、該画素量が最初に負になる点までの区間内でこの差分投影画素量が所定のしきい値を越える点を検出し、この検出点の座標値に所定の補正値を加算した座標値を用いて前記連接の領域を分離する手段を備えたことを特徴とする円形容器内面検査装置。
IPC (5件):
G01N 21/88 ,  G01B 11/30 ,  G01N 21/90 ,  G06F 15/70 330 ,  H04N 7/18

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