特許
J-GLOBAL ID:200903043156739134

傾動装置及びこれを備えた車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石川 新 ,  田中 重光
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-544299
公開番号(公開出願番号):特表2004-514847
出願日: 2001年10月15日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
車両のシャシ上に弾性支持されたキャブを運転位置と傾動位置との間において傾動させる液圧式傾動装置。傾動装置は、流体のリザーバ(1)とこのリザーバに接続されたポンプ(3)を有する。傾動装置は、更にキャブを傾動させる復動型液圧式傾動シリンダ(15)を有する。傾動シリンダには、シリンダスペース内に開口する2つの接続口の間に伸びるから動き流路(40)が設けられる。これらの2つの接続口は、ピストン/ピストンロッド組立体が、接続口によって定義されるから動き範囲内にある時、それぞれ傾動シリンダの押出室(23)及び引込室(22)と連通する。傾動装置は、から動き範囲におけるピストン/ピストンロッド組立体の往復動ができる限り障害なく実施できるように構成される。
請求項(抜粋):
車両のシャシ上に弾性支持されたキャブを運転位置と傾動位置との間において傾動させる液圧式傾動装置であって、前記傾動装置は、 流体のリザーバ(1)と、 前記リザーバに接続されて、前記流体を加圧し、送出するポンプ(3)と、 内部にピストン/ピストンロッド組立体(18、19)が往復動可能とされ、前記流体の供給により前記ピストン/ピストンロッド組立体を引込む引込室(22)と前記流体の供給により前記ピストン/ピストンロッド組立体を押出す押出室(23)を形成するシリンダスペースを有するシリンダハウジング(16)と、前記引込室と押出室のために設けられた引込室接続口(24)と押出室接続口(25)とを有して、前記キャブを傾動させる復動型液圧式傾動シリンダ(15)と、 前記キャブが前記運転位置においてスプリングによる動きを行う時に前記ピストン/ピストンロッド組立体が上下に可動とされることをから動き範囲と定義した場合に、前記傾動シリンダのシリンダスペース内に開口するように設けられて、前記ピストン/ピストンロッド組立体のピストンが前記から動き範囲にある時にそれぞれ前記押出室(23)及び前記引込室(22)と連通する2つの接続口(41、42)の間に伸びるから動き流路(40)、及び 前記傾動シリンダの引込室接続口と押出室接続口を必要に応じて前記ポンプ又は前記リザーバに接続可能に構成され、かつ、前記ポンプと前記押出室接続口(25)との間に設けられて、前記ポンプにより加圧された前記流体を前記押出室接続口に送出する少くとも1つの接続ライン(27)と、前記リザーバに連なるリザーバライン(59)及び前記リザーバラインを開閉するリザーバ弁(60)を含むラインシステム(26、27)、 を備えてなるものにおいて、前記接続ライン(27)には、前記ポンプと前記傾動シリンダの押出室接続口との間において、流れ絞り装置(61)が一体的に設けられ、かつ、前記リザーバ弁(60)は、前記流体が前記押出室接続口を通って前記押出室から流出する時は、前記流れ絞り装置により実施される圧力低下の作用により前記リザーバラインを開とし、また、前記流体が前記ポンプから前記押出室に向う方向に流れる時は、前記流れ絞り装置により実施される圧力低下の作用により前記リザーバラインを閉とするように構成されてなることを特徴とする傾動装置。
IPC (2件):
F15B11/08 ,  B62D33/067
FI (2件):
F15B11/08 Z ,  B62D33/06 K
Fターム (10件):
3H089AA14 ,  3H089BB14 ,  3H089CC01 ,  3H089DA02 ,  3H089DB03 ,  3H089DB33 ,  3H089DB44 ,  3H089DB48 ,  3H089GG01 ,  3H089JJ12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-004171

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