特許
J-GLOBAL ID:200903043166960076
連動式引戸
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
和泉 久志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-161812
公開番号(公開出願番号):特開2000-345769
出願日: 1999年06月09日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】連動装置機構を外部から全く見えなくするとともに、連動装置と引戸とを別々に取付け出来るようにすることで大幅な省力化を図る。【解決手段】3枚の引戸1A〜1Cの上端部を一括して収容し得る幅で凹溝3aを形成するとともに、この凹溝3a内に引戸連動装置2を配置し、引戸連動機構が外部から全く見えないようにする。連動機構のために各引戸1A〜1Cに対して行う加工処理は各引戸1A〜1Cの上端面に形成した係合凹孔1a〜1cのみとなり、予め鴨居凹溝枠6の内部に引戸連動装置2を組み付けておけば、引戸連動装置2から下側に向けて突出している3本の係合杆13B、16B...をそれぞれ各引戸1A〜1Cに形成された係合凹孔1a〜1cに貫入させるようにしながら引戸1A〜1Cを建て込むだけで設置作業を完了させることができる。
請求項(抜粋):
中央引戸と、これに平行してその両面側に夫々配置される側部引戸とからなる3枚の引戸上端部を収容し得る幅で戸枠上部に凹溝を形成するとともに、この凹溝内部に引戸連動装置を配設してなる連動式引戸であって、前記引戸連動装置は、下面側に各引戸上端部を嵌合させるために各引戸毎のレール溝が形成されるとともに、上面側中央部に中央スライダー用レール溝が部材長手方向に沿って形成されたレール型材と、前記中央スライダー用レール溝に沿って移動自在とされるとともに、スライダー用レール溝の底部に形成された引戸移動方向のスライド孔を貫いて下側に突出し、かつ中央引戸上端面に形成された係合凹孔に対して先端部が係合している中央引戸用係合杆を一体的に備える中央引戸用スライダーと、この中央引戸用スライダーの上面に引戸移動方向に所定の離間をおいて設けられた一対のプーリと、これら一対のプーリ間にループ状に掛け渡された無端索部材と、前記一対のプーリを結ぶ線を境にそれぞれの側において前記無端索部材に結合された連結金具と、これら各連結金具に対し直接的または他部材を介して間接的に設けられ引戸開閉操作に伴う無端索部材のループ走行と共に移動自在とされるとともに、前記レール型材に形成された引戸移動方向のスライド孔を貫いて下側に突出しかつ側部引戸の上端面に形成された係合凹孔に対して先端部が係合している側部引戸用係合杆と、から構成されたことを特徴とする連動式引戸。
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