特許
J-GLOBAL ID:200903043168452566

車輪式建設機械のスリップ防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-097806
公開番号(公開出願番号):特開平5-295760
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 センサの数を少なくし、演算処理を簡素化してコストダウンを図り、車輪のスリップを防止して効率よく運転できるようにする。【構成】 圧力検出器61により作業装置用油圧ポンプ53の吐出圧力Ph を検出する。走行装置40におけるトルクコンバータの出力軸トルクTt をトルク検出器63により検出し、または計算により求める。検出されたポンプ吐出圧力Ph に基づいて、車輪をスリップさせないための上記出力軸トルクの限界値Ts-limitを求め、上記検出または計算された出力軸トルクTt と、上記限界値Ts-limitとを比較し、出力軸トルクが限界値を越えないように、燃料噴射量を制御して原動機回転数を制御することによって、車輪のスリップを防止する。
請求項(抜粋):
作業装置用油圧ポンプの吐出圧力を検出する圧力検出手段と、走行装置における伝動軸のトルクを検出するトルク検出手段と、上記圧力検出手段で検出されたポンプ吐出圧力に基づいて車輪をスリップさせないための伝動軸トルクの限界値を求める限界値演算手段と、上記トルク検出手段で検出された伝動軸トルクが限界値演算手段で求められた限界値を越えないようにするための、原動機回転数の目標値を演算する目標値演算手段と、目標値演算手段で演算された目標値に基づき原動機回転数を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする車輪式建設機械のスリップ防止装置。

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