特許
J-GLOBAL ID:200903043171411331

制御された走査速度を持つ圧力応答センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-511777
公開番号(公開出願番号):特表2000-517422
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】現在入手可能な回路により可能であるより高速で圧力応答点のアレイの走査を促進し、かつ走査速度の選択および走査速度と分解能との間の妥協におけるより大きな柔軟性を提供する回路および種々のセンサ・アレイが提供される。これらの目的は、圧力点が各組の駆動電極および1組の各圧力点の検知電極により交差される予め定めたパターンにおける、T組の駆動電極を有するセンサ・アレイを提供することにより達成される。テスト信号が各組の駆動電極に同時に印加され、異なるテスト信号が各組に印加され、各テスト信号は、該テスト信号が印加される駆動電極を介し、および抵抗が低下した抵抗値の状態にあるかかる駆動電極により交差される圧力点を介して、圧力点と交差する検知電極へ、かつ検知電極が選択的に接続されるセンサ出力線を介して流れる。検知電極は、例えば、各センサ出力線ごとに別個のA/Dコンバータを提供し、あるいはセンサ出力線を1つのA/Dコンバータへ多重化する出力回路に選択的に接続される。本発明の実施の一形態においては、1つのテスト・パルスがセンサ・アレイの全ての圧力点へ同時に印加されるように、T=1である。分解能の著しい犠牲なしに高い速度の走査の実施を可能にするように、関心のない領域における分解能は犠牲にしながら、関心領域における分解能を強化するための種々の手法もまた提供される。
請求項(抜粋):
各点が選択された駆動電極と選択された検知電極との交差により画定され、該点の各々で交差する電極間に圧力に感応する抵抗がある、圧力に応答する圧力点のアレイを走査する回路において、 前記アレイの各走査中にT個のテスト信号を生成するテスト信号発生器と、 T組の駆動電極を有するセンサ・アレイとを備え、各組が少なくとも1つの駆動電極を持ち、該組の少なくとも1つが複数の駆動電極を持ち、各組の駆動電極により交差される予め定めたパターンにおける圧力点と、1組の各圧力点ごとに1つの検知電極が存在し、テスト信号が各組の駆動電極へ同時に印加され、異なるテスト信号が各組へ印加され、各テスト信号は、該テスト信号が印加される駆動電極を介し、かつ抵抗が低下した抵抗値の状態にある駆動電極により交差される圧力点を介して、前記圧力点と交差する前記検知電極へ、かつ前記検知電極が選択的に接続されるセンサ出力線へ流れ、 前記センサ出力線が選択的に接続される出力回路を備える回路。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特表平3-501221
  • 特表平3-501221
  • 特表平3-501221

前のページに戻る