特許
J-GLOBAL ID:200903043173944574

剥離紙用硬化性組成物及び剥離紙

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-153804
公開番号(公開出願番号):特開平8-325998
出願日: 1995年05月29日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【構成】 (A)下記一般式(1)で示される含フッ素アミド化合物、【化1】〔但し、式中R1 は脂肪族不飽和基を有する一価炭化水素基、R2 は置換又は非置換の一価炭化水素基、Q1 は窒素を含む二価炭化水素基、(B)含フッ素オルガノ水素ポリシロキサン、(C)触媒量の白金族化合物を含有する組成物であって、上記(B)成分の量は該組成物中の脂肪族不飽和基1モルに対し、ヒドロシリル基が0.5〜5モルとなる量であることを特徴とする剥離紙用硬化性組成物。【効果】 本発明の剥離紙用硬化性組成物は、シリコーン粘着剤に対し、経時変化の少ない重剥離性を示す硬化皮膜を与えるものであり、かかる硬化皮膜が形成された剥離紙は、従来望まれていた重剥離力タイプの要望を満たすものである。
請求項(抜粋):
(A)下記一般式(1)で示される含フッ素アミド化合物、【化1】〔但し、式中R1 は脂肪族不飽和基を有する一価炭化水素基、R2 は置換又は非置換の一価炭化水素基、Q1 は下記一般式(2)又は下記一般式(3)で示される基【化2】(但し、式中R3 は結合途中に酸素原子、窒素原子及びケイ素原子の1種又は2種以上を介在させてもよい置換又は非置換の二価炭化水素基を示す。)【化3】(但し、式中R4 及びR5 はそれぞれ置換又は非置換の二価炭化水素基を示す。)、Rf1 は二価のパーフルオロアルキレン基又は二価のパーフルオロポリエーテル基であり、aは0以上の整数である。〕(B)一分子中に一個以上の一価のパーフルオロアルキルエーテル基又は一価のパーフルオロアルキル基を有し、且つ二個以上のヒドロシリル基を有する含フッ素オルガノ水素シロキサン、又は、下記一般式(4)【化4】〔但し、式中Rf2 は二価のパーフルオロアルキレン基又は二価のパーフルオロポリエーテル基であり、R2 及びR3 は前記と同様の意味を示す。また、Tは下記一般式(5)で示される基を表す。【化5】(但し、式中R6 はそれぞれ独立に置換又は非置換の一価炭化水素基であり、bは2〜4の整数である。)〕で示されるヒドロシリル基を有する含フッ素オルガノ水素ポリシロキサン、(C)触媒量の白金族化合物を含有する組成物であって、上記(B)成分の量は該組成物中の脂肪族不飽和基1モルに対し、ヒドロシリル基が0.5〜5モルとなる量であることを特徴とする剥離紙用硬化性組成物。
IPC (3件):
D21H 27/00 ,  C08L 83/10 LRM ,  D21H 17/00
FI (2件):
D21H 5/00 B ,  C08L 83/10 LRM

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