特許
J-GLOBAL ID:200903043175866929

音声情報処理装置のパラメータ推定回路及びその推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-208552
公開番号(公開出願番号):特開平10-049198
出願日: 1996年08月07日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 欠落次数の構成要素を正しく推定する。【解決手段】 各次数ごとに推定回路が設けられ、10次のLSPパラメータ中の次数6についてみると、次数1〜6の欠落情報から欠落のない最大次数が決定され(23)、次数6〜10の欠落情報から欠落のない最小次数が決定され(26)、これら決定次数の過去の構成要素がスイッチ25,28で選択され、入力構成要素がスイッチ24,27で選択され、その選択された過去の構成要素から比例定数が決定され(29)、その比例定数が選択された入力構成要素に適用して、線形予測により次数6の構成要素を推定する(22)。
請求項(抜粋):
音声の周波数特性を表現する、次数1乃至n(nは2以上の整数)の数値の構成要素よりなるパラメータセットを用いて処理を行なう音声情報処理装置に設けられ、前記パラメータセットの各構成要素と、その構成要素が欠落しているか否かを示す欠落情報とが入力され、各次数について欠落していない場合はその入力構成要素を出力し、欠落している場合は、推定した構成要素を出力するパラメータ推定回路において、前記パラメータセットの次数i(i=1,・・・,n)の構成要素について、次数iの入力構成要素と次数iの推定構成要素の一方を選択して出力する出力スイッチ手段と、次数iの構成要素についての欠落情報により欠落無しで次数iの入力構成要素を選択し、欠落有りで次数iの推定構成要素を選択するように前記出力スイッチ手段を制御する出力制御手段と、前記出力スイッチ手段で選択された構成要素が供給される遅延素子と、前記パラメータセット中の全次数の構成要素についての欠落情報により、前記次数iの上下におけるこれに近い欠落無しの選択すべき各次数を決定する次数決定制御手段と、その次数決定制御手段により制御され、前記決定された各次数についての各遅延素子の出力を選択する第1選択スイッチ手段と、その第1選択スイッチ手段により選択された各遅延素子出力と次数iの遅延素子出力からこれらの比例関係を決定する比例定数決定手段と、前記次数決定制御手段により制御され、前記決定された各次数の入力構成要素を選択する第2選択スイッチ手段と、その第2選択スイッチ手段で選択された各入力構成要素に前記決定された比例関係を与えて比例計算して次数iの推定構成要素を求める比例計算手段と、が設けられていることを特徴とする音声情報処理装置のパラメータ推定回路。
IPC (5件):
G10L 9/00 ,  G10L 3/02 301 ,  G10L 7/08 ,  G10L 9/14 ,  H03M 7/30
FI (5件):
G10L 9/00 M ,  G10L 3/02 301 Z ,  G10L 7/08 A ,  G10L 9/14 M ,  H03M 7/30 B

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