特許
J-GLOBAL ID:200903043180903093

光ディスク信号再生方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-247329
公開番号(公開出願番号):特開平6-068473
出願日: 1992年08月24日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 マルチビーム光ヘッドを用いてトラック間干渉成分を低減する機能を備えた光ディスク信号再生方式において、再生ビームスポットのトラッキング特性に起因するクロストーク量の変動に対しても、良好なクロストーク除去特性を有する再生方式を提供することにある。【構成】 マルチビームヘッド1によって得られた複数の再生信号とともに、クロストーク源に相当する再生信号とトラッキング誤差信号との積の信号にも重み付け回路4で重み付けを行って加算器6で加算することによって出力信号を得る。【効果】 従来は、再生ビームスポットがトラック上を左右に蛇行するような場合に、クロストーク成分の変動量に対応せず、信号出力特性の劣化が起こっていた。これに対して、本発明の回路構成ではトラッキング誤差信号と再生信号の積の成分がクロストーク成分の変動量を相殺するように作用するため、出力信号中のトラッキング特性の影響を低減できる。
請求項(抜粋):
複数の光ビームを記録媒体上の異なるトラック上に照射し、各トラックからの反射光から独立に信号を再生する機能を有するマルチビーム光ヘッドを用いる光ディスク信号再生方式において、前記マルチビーム光ヘッドから出力されるトラッキング誤差信号および複数の再生信号の出力タイミングが一致するように調整する遅延回路と、前記遅延回路から出力された複数の再生信号の内の1つ以上の再生信号と前記遅延回路から出力されたトラッキング誤差信号との積を演算する1つ以上の乗算器と、前記1つ以上の乗算器からの出力信号と前記遅延回路から出力された複数の再生信号との各々に重み付けを行って合成する重み付け加算回路とを備え、前記重み付け加算回路における重み係数を前記複数の再生信号の内の特定の再生信号に対するトラック間干渉成分の低減に寄与するように設定することを特徴とする光ディスク信号再生方式。
IPC (2件):
G11B 7/00 ,  G11B 20/24

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