特許
J-GLOBAL ID:200903043194860176

リチウム電池の正極活物質として有用な酸化マンガンに基づく挿入化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-152006
公開番号(公開出願番号):特開平8-203521
出願日: 1995年06月19日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 リチウム電池の正極活物質として有用な酸化マンガンに基づく挿入化合物及びその製造方法を提供する。【構成】 酸化マンガンとリチウム化合物とを固相反応させることによるマンガンとリチウム酸化物とに基づく挿入化合物の製造方法、及びこの方法で製造される挿入化合物この製造方法は、7m2/g未満の比表面積と10μm未満の平均粒径を有する酸化マンガンMnO2-βの粉体と、任意に水和したリチウム酸化物、水酸化物、炭酸塩及び硝酸塩から選択されるリチウム化合物の粉体とを、150から500°Cの温度で、MnO2-βをスピネル構造を有するマンガン及びリチウム酸化物に変換するのに充分な時間反応させることを特徴とする。【効果】 マンガンとリチウムの仕込み比に応じた温度で反応させることにより、得られる挿入化合物の組成及びマンガンの酸化数を調整できる。
請求項(抜粋):
7m2/g未満の比表面積と10μm未満の平均粒径を有する酸化マンガン粉体MnO2-βと、水和したまたは水和していないリチウム酸化物、水酸化物、炭酸塩及び硝酸塩から選択されるリチウム化合物粉体とを、150から500°Cの温度で、MnO2-βを隙間のあるまたは化学量論的なスピネル構造を有するマンガン及びリチウム酸化物に変換するのに充分な時間反応させることを特徴とする酸化マンガンとリチウム化合物との固相反応によるマンガンとリチウム酸化物とに基づく挿入化合物の製造方法。
IPC (3件):
H01M 4/50 ,  C01G 45/00 ,  H01M 4/02

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