特許
J-GLOBAL ID:200903043205759022

古紙の再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐田 守雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087164
公開番号(公開出願番号):特開平6-299489
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 残留色素による発色のない再生古紙をうるにあたりパルパーを用いた離解処理、混練処理の前の濃縮処理及び浸漬塔を用いた浸漬処理等を必要とすることがないので、大型の設備とそれを設置する広い設置面積を必要とせず、多大の設備費と運転費とを要しないで安価ですむ古紙の再生方法を提供する。【構成】 8%以下の感圧紙、感熱紙を含み、20%以上の新聞を含んだ古紙を、パルプ濃度12〜30%で離解することなく浸漬し、温度45〜60°Cで対パルプNaOH換算1%以下のアルカリ、対パルプ0.3%以下の脂肪酸及び油脂のポリオキシアルキレン誘導体からなる界面活性剤を主剤とした界面活性剤、対パルプ0.5%以下の過酸化水素を含んだ薬液で6〜18時間浸漬処理を行い、混練処理を行って稀釈液を添加してパルプを1%まで稀釈し、粗選、フローテーション、精選、軽質異物除去及び濃縮処理を行って脱インキパルプを完成する。
請求項(抜粋):
8%以下の感圧紙、感熱紙を含み、20%以上の新聞を含んだ古紙を、ばらばらの風乾状態のまま風力搬送等によって直接浸漬塔に送入し、パルプ濃度12〜30%で離解することなく浸漬し、温度45〜60°Cで対パルプNaOH換算1%以下のアルカリ、対パルプ0.3%以下の脂肪酸及び油脂のポリオキシアルキレン誘導体からなる界面活性剤を主剤とした界面活性剤、対パルプ0.5%以下の過酸化水素を含んだ薬液で6〜18時間浸漬処理を行い、その後混練処理を行って稀釈液を添加してパルプを1%まで稀釈し、ついで粗選、フローテーション、精選、軽質異物除去及び濃縮処理を順次行って脱インキパルプを完成することを特徴とする古紙の再生方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭53-052704
  • 特開平4-361678
  • 特公昭64-003991
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