特許
J-GLOBAL ID:200903043205994080

濾過体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-193892
公開番号(公開出願番号):特開平9-038431
出願日: 1995年07月28日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 少なくとも内周面に溝部31を有する筒体形状の濾過エレメントで、付加的な接着材を使用することなく端面の溝部31をシールすること。【解決手段】 成形繊維とバインダ繊維が投入されたスラリーを吸引治具に通して成形された成形体30は、その内周面および外周面に筒方向に沿った溝部31、32が形成されて、筒方向の一端側には内周面の溝部31を塞ぐ壁面33が形成されている。また、筒方向の他端側は、溝部31の両側面を密着して溝部31を閉じた状態で仮固定した後、成形体30に含浸させたバインダ樹脂の接着力で溝部31の両側面が接着されることにより溝部31が閉塞されている。
請求項(抜粋):
繊維が懸濁するスラリーを吸引成形することにより、少なくとも内周面に筒方向に沿った複数の溝部を有する筒体形状に成形されて、その成形体がバインダにより安定化された濾過体であって、筒方向の端部で前記溝部を介して対向する両側面が前記バインダの接着力により接着されて前記溝部が塞がれていることを特徴とする濾過体。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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