特許
J-GLOBAL ID:200903043227454225
車両用空気調和装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-058155
公開番号(公開出願番号):特開平6-270659
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 温風等温領域が設定された場合に上下温度を等温化し、且つ上下異温領域が設定された場合に上下温度に温度差をつけることを可能にする。【構成】 フットデフモード時に温度コントロールレバーにより温風等温領域が設定された際には、サブダンパ17のみ駆動してヒータコア11で加熱された温風と第2冷風通路13を通過した冷風とをエアミックスチャンバ14で混合した後に各吹出口6、7へ送り込むことによって、デフ吹出口6の吹出温度とフット吹出口7の吹出温度との上下温度を等温化した。また、フットデフモード時に温度コントロールレバーにより上下異温領域が設定された際には、サブダンパ17に続いてメインダンパ16を駆動して第1冷風通路12を通過した冷風を主にデフ吹出口6に流れ込ませて吹出温度を低下させることによって、デフ吹出口6の吹出温度とフット吹出口7の吹出温度との上下温度に温度差をつけた。
請求項(抜粋):
乗員の頭胸部に向けて主に冷風を吹き出すフェイス吹出口、このフェイス吹出口に隣設され、車両の前方窓ガラスに向けて主に温風を吹き出すデフ吹出口、および乗員の足元に向けて主に温風を吹き出すフット吹出口を形成したユニットケースと、このユニットケース内に内蔵され、通過する空気を加熱する加熱器と、前記デフ吹出口の吹出温度と前記フット吹出口の吹出温度との上下温度を等温にする等温領域、および前記デフ、フェイス吹出口の吹出温度と前記フット吹出口の吹出温度との上下温度に温度差をつける異温領域が設定可能な領域設定手段とを備え、前記ユニットケースは、内部に流入した冷風を前記加熱器を通過させる温風通路と、この温風通路に対して前記フェイス吹出口側に設けられ、内部に流入した冷風を前記加熱器より迂回させる第1冷風通路と、この第1冷風通路に対して前記温風通路を挟んで並行して設けられ、内部に流入した冷風を前記加熱器より迂回させて前記温風通路の下流側へ回り込ませる第2冷風通路と、前記温風通路と前記第1冷風通路の上流側に設けられ、前記領域設定手段により等温領域が設定された場合に、前記温風通路を開き、且つ前記第1冷風通路を閉じると共に、前記領域設定手段により異温領域が設定された場合に、前記温風通路を通過する温風量と前記第1冷風通路を通過する冷風量とを調節するメインダンパと、前記第2冷風通路の上流側に設けられ、前記領域設定手段により等温領域が設定された場合に、前記第2冷風通路を通過する冷風量を調節するサブダンパとを具備したことを特徴とする車両用空気調和装置。
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