特許
J-GLOBAL ID:200903043229033146

ブレーキ圧制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-165461
公開番号(公開出願番号):特開平11-011271
出願日: 1997年06月23日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ圧制御弁について、ブレーキ解放時、ピストンの信号圧室に導入されている圧縮空気を排気するための外付け排気管路が閉塞された場合でも、該圧縮空気が確実に排気する。【解決手段】 ブレーキ操作装置のブレーキ圧制御弁20であって、該制御弁20のハウジング21内に、排気口10gに連通する連通路23または大気室24が設けられ、該連通路23または大気室24と、ブレーキバルブ1に接続される管路6aを含む入力口10aとの間に、前記連通路23または大気室24から前記入力口10a側への流れのみを許容する逆止弁27が配設される。このため、排気口10gに接続されている外付け管路10hが、冬季凍結などにより閉塞されても、信号圧室12に導入されている圧縮空気が、逆止弁27を介して、大気に開放され、ブレーキ解放後のブレーキの引きずり現象の発生を防止する。
請求項(抜粋):
(a)ブレーキバルブに接続される入力口と、ブレーキアクチュエータに接続される出力口と、通路切換手段を介してエアタンクまたは排気口に選択的に接続される信号圧口とを有し、かつ前記入力口の開口端に弁座を有するバルブハウジングと、(b)先端に弁体を有し、前記バルブハウジング内を前記信号圧口に連通する信号圧室と前記出力口に連通する出力圧室とに画成するとともに、第1のスプリングによって該信号圧室を縮小する方向に付勢され、かつ作動時、該付勢方向に前記出力圧室の圧力を拡径部で受圧するのに対し、前記信号圧室に供給される前記エアタンクの圧力によって作動され、前記弁体を前記弁座に着座または離座させて開閉弁を構成するピストンと、(c)前記ピストンに形成された摺動穴に介在し、第2のスプリングにより前記弁体が前記弁座に着座している状態で、入力口側から出力口側への流れのみを許容する逆止弁機構とを備えたブレーキ圧制御弁において、(d)前記ハウジング内に、前記排気口に連通する連通路または大気室が設けられ、該連通路または大気室と、前記ブレーキバルブに接続される管路を含む前記入力口との間に、前記該連通路または大気室から前記入力口側への流れのみを許容する逆止弁が配設されることを特徴とするブレーキ圧制御弁。

前のページに戻る