特許
J-GLOBAL ID:200903043230988559

チェーンブロックにおける自動変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡崎 謙秀 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-329304
公開番号(公開出願番号):特開2001-146391
出願日: 1999年11月19日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】 チェーンブロックにおいて高速・低速の切換を自動的に行うことができ、かつ作業の容易な自動切換装置を提供すること。【解決手段】 スプライン軸に軸着された伝達プレートに多条ねじを介して連結されたハンドホイールと、ハンドホイールまたは伝達プレートに接離可能に設けられ、スプライン軸にスライド可能に軸着された第1クラッチ手段と、第1クラッチ手段に接離可能に設けられ、スプライン軸に内設された駆動軸にスプライン連結する第1皿ばね手段と、第1クラッチ手段のスライドに連動して、第2皿ばね手段を介して増速機構を形成する遊星歯車機構と離脱可能に係着する第2クラッチ手段と、遊星歯車機構と連動し、駆動軸とスプライン連結する出力軸と、駆動軸とブレーキ手段を介して連係し、ロードシーブを駆動するピニオンを設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
ハンドホイールと、ロードチェーンを巻取るロードシーブと、ハンドホイールと連係しロードシーブを回転させるための駆動軸を備えたチェーンブロックにおいて、ハンドホイールからの回転トルクを、1対1の回転比で駆動軸に伝達するための第1クラッチ手段と、ハンドホイールからの回転トルクを、巻取り速度を高速とするための増速変速装置に伝達するための第2クラッチ手段と、前記、第1クラッチ手段と、第2クラッチ手段とを係脱作用するための伝達プレートとを備え、ロードシーブに負荷が掛かる場合にハンドホイールを回動すると、第1クラッチ手段が係合し、第2クラッチ手段を解放する方向に前記伝達プレートが移動し、巻取り速度を高速から低速に切り替えることを特徴とするものであるチェーンブロックにおける自動変速装置。

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