特許
J-GLOBAL ID:200903043234644595

摩擦車式無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-310400
公開番号(公開出願番号):特開平7-158712
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 摩擦車式無段変速機の組み立て性を向上させ、合わせて前後の無段変速ユニット間での変速同期を確実にする。【構成】 ギヤハウジング31を変速機ケース1に取着するためのボルト32を、αで示すように出力コーンディスク6の外周縁よりも径方向外方に配置する。これにより上部のボルト32と側部のボルトとの間にスペースを生じさせるよう、変速機ケース1を造形し得ることとなり、これらスペース35内に、前後のアッパリンク15,17間を一体的に結合する橋絡部材36を貫通させる。ディスク6をギヤハウジング31にサブアセンブリした状態で変速機ケース1にボルト締めし得るし、橋絡部材36によりアッパリンク15,17間を一体結合したことで、前後の無段変速ユニット間における変速同期性能を向上させ得る。
請求項(抜粋):
対向配置した一対のディスクと、これらディスクの回転軸線を挟んで両側に配置され、該ディスク間で摩擦係合により動力の受渡しを行う一対の摩擦車とからなる無段変速ユニットを2組、一方のディスクが相互に背中合わせになるよう同軸配置して具え、これら一方のディスクに夫々駆動結合した共通な歯車を、該一方のディスク間におけるギヤハウジングに収納すると共に、このギヤハウジングを、ディスク回転軸線方向へ延在するボルトで変速機ケースに取着し、前記摩擦車を個々に回転自在に且つ首振り回動自在に支持する摩擦車支持部材を、無段変速ユニット毎に、上端においてアッパリンクにより相互に連結すると共に、該アッパリンクの中央を、変速機ケースに設けたアッパリンクポストに傾動可能に支持した摩擦車式無段変速機において、前記ボルトの配列ピッチ線を、前記一方のディスクの外周縁よりも径方向外方に位置させたことを特徴とする摩擦車式無段変速機。
IPC (2件):
F16H 15/38 ,  F16H 37/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-216158

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