特許

J-GLOBAL ID：200903043242509893

分岐命令制御装置

発明者： 岩田 卓也
出願人/特許権者： 富士通株式会社
代理人 (1件)： 伊東 忠彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-065120
公開番号（公開出願番号）：特開平10-260830
出願日： 1997年03月18日
公開日（公表日）： 1998年09月29日
要約：

【要約】【課題】非同期に動作する分岐命令のアドレス計算時の遅延が減少できる分岐命令制御装置を提供する。【解決手段】分岐命令の分岐先アドレス計算を、命令バッファ装置に対して命令データと命令アドレスを供給する時と、命令実行装置に対して命令データと命令アドレスを供給する時の、前半と後半に分散して実行する方式を採用する。

請求項（抜粋）：

コンピュータシステム上で命令データ及び命令アドレスを保持するバッファを有する命令バッファ装置を搭載した分岐命令制御装置において、命令バッファ装置に命令語の1つである分岐命令の分岐先アドレス計算時の中間情報を保持するバッファを設け、分岐先アドレスの計算は、命令バッファ装置に対して命令データと命令アドレスを供給する時と、命令バッファ装置が命令データと命令アドレスを送信する時の、前半と後半に分散して行い、命令バッファ装置には、前半に実行された分岐先アドレスの計算結果と命令データと命令アドレスが保持され、分岐命令に対する分岐先アドレスは、後半の分岐先アドレス計算が終了した段階で前半の分岐先アドレス計算結果と共に送信することを特徴とする分岐命令制御装置。