特許
J-GLOBAL ID:200903043243863488

溶接割れ感受性、大入熱溶接性及び音響異方性に優れた高張力鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-014617
公開番号(公開出願番号):特開平8-209238
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】溶接割れ感受性と大入熱溶接性および音響異方性に優れた600N/mm<SP>2</SP> 級高張力鋼の製造方法を提供する【構成】wt% でC 0.06-0.1、Si 0.01-0.4 、Mn 0.5-1.6、Mo≦0.3 、Nb 0.005-0.05 、V≦0.1 、Al 0.005-0.1、N 0.0005-0.008、Ti<0.005 、B<0.0003と、Cu≦0.5 、Ni≦1.5 、Cr≦0.5 の1種以上を含み、Pcm=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5B が0.2 以下で、Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 で定義されるCeq 値および、Nb、V含有量、鋼板厚t(mm)を用いて、625Nb+250V+210Ceq ≧40+tの関係を満たし、残部が鉄および不可避不純物よりなる鋼材を、1000-1250 °C以下の温度に加熱後、T=770-530C+100Mn+15Mo+2250Nb+100V (°C)で与えられる温度以上で熱間圧延を終了した後、少なくともAr3 変態点以上より直接焼き入れし、その後Ac1 変態点以下の温度にて焼戻しをおこなう
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.06〜0.1%、Si:0.01〜0.4%、Mn:0.5〜1.6%、Mo:0.3%以下、Nb:0.005〜0.05%、V:0.1%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.0005〜0.008%、Ti<0.005%、B<0.0003%を含み、Pcm=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5Bで定義されるPcm値が0.2以下で、かつ、Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14で定義されるCeq値および、Nb、V含有量、鋼板厚t(mm)を用いて、625Nb+250V+210Ceq≧40+tの関係を満たし、残部が鉄および不可避不純物よりなる鋼材を、1000°C以上1250°C以下の温度に加熱後、T=770-530C+100Mn+15Mo+2250Nb+100V(°C)で与えられる温度以上で熱間圧延を終了した後、少なくともAr3 変態点以上より直接焼き入れし、その後Ac1 変態点以下の温度にて焼戻しをおこなうことを特徴とする溶接割れ感受性、大入熱溶接性及び音響異方性に優れた高張力鋼の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/02 ,  C21D 9/52 101 ,  C21D 9/56 101 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (4件)
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