特許
J-GLOBAL ID:200903043246090781

粒子画像分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩出 真一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-359622
公開番号(公開出願番号):特開平5-180751
出願日: 1991年12月30日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【目的】 血球、細胞、微生物などの粒子を含むサンプルをシースフローにして流し、対象とする粒子を検出し、その静止画像を簡単な構成で効率よく撮像する。【構成】 蛍光染色した粒子を含む試料をフローセル中に流し、フローセル中の粒子に特定の波長の光を照射することによって、粒子から発せられる蛍光を測定して対象とする粒子か否かを判定した後、対象とする粒子の白色画像又は蛍光画像を撮像するように構成する。
請求項(抜粋):
粒子成分を含むサンプルをフローセルにおいてシースフローにして流し、そのサンプル流に向けて光をパルス照射し、粒子を透過した画像を撮像手段により撮像する粒子画像分析装置において、サンプル流を形成させるフローセル(24)と、光を常時出射する粒子検出用の第1の光源(10)と、第1の光源(10)から出射された光のうち、所定波長の蛍光励起光を得る光学フィルタ(18)と、上記蛍光励起光の照射により粒子から発せられた蛍光を検出する光検出器(38)と、白色パルス光を出射する粒子撮像用の第2の光源(12)と、上記白色光に照射され、粒子を透過した粒子静止画像を撮像する撮像手段(32)と、光検出器(38)からの蛍光信号を検出し対象とする粒子か否かを判定し、対象粒子と判定された場合には第2の光源(12)を発光させるためのトリガ信号を出力する粒子通過判定回路(40)と、第2の光源(12)から光が出射されたときには、第1の光源(10)からの光が照射されるサンプル流領域とほぼ同じ領域を照射できるように配置されたダイクロイックミラー(20)と、光がフローセル(24)を透過する位置に配置された、励起光を遮断する光学フィルタ(28)と、光学フィルタ(28)を透過した光を二分し、光検出器(38)方向と撮像手段(32)方向とに光を分けるハーフミラー(30)と、ハーフミラー(30)と光検出器(38)との間に配置されて、光を透過又は遮断させ、第2の光源(12)発光中に閉めるように制御されるシャッタ(34)と、シャッタ(34)と光検出器(38)との間に配置された、サンプル流領域における撮像手段(32)の撮像領域(44)内で粒子の流れを横切るように幅の狭い検知領域(42)を形成させるためのスリット(36)と、を備えたことを特徴とする粒子画像分析装置。
IPC (5件):
G01N 15/14 ,  C12M 1/34 ,  G01N 21/64 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/49

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