特許
J-GLOBAL ID:200903043253721908

ブラシレスモータの異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-069238
公開番号(公開出願番号):特開平6-261589
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 負荷変動に影響されることなく、ブラシレスモータにおける短絡あるいは断線を確実に検出し得る異常検出装置を提供する。【構成】 モータ軸の回転を検出する回転センサの出力変化に応じて、短絡・断線異常判定及び相切換制御部62にて相切換信号パターンを切換え、この切換えに応じて励磁コイルの各々の相に対し二回連続して電流を供給しブラシレスモータを駆動する。そして、相切換信号パターンの出力毎に励磁コイルの各々の相に供給される電流を検出し、二回前の相切換信号パターン時に検出した電流と今回検出した電流との差を演算する。この差が第1の所定値より大であり、且つ検出電流が第2の所定値より大である状態が二回連続すると、例えば巻線の短絡に起因する異常と判定する。
請求項(抜粋):
少くとも三相の励磁コイルと、該励磁コイルの励磁状態に応じて回転するモータ軸と、該モータ軸の回転を検出する回転センサと、該回転センサの出力変化に応じて相切換信号パターンを切換えて出力する相切換制御手段とを備え、前記励磁コイルの各々の相に対し前記相切換信号パターンの切換えに応じて二回連続して電流を供給するブラシレスモータの異常検出装置において、前記相切換信号パターンの出力毎に前記励磁コイルの各々の相に供給される電流を検出する電流検出手段と、該電流検出手段が二回前の相切換信号パターン時に検出した電流と今回検出した電流との差を演算する電流変化演算手段と、該電流変化演算手段が演算した差が第1の所定値より大であり、且つ前記電流が第2の所定値より大である状態を二回連続して検出したとき異常と判定する異常判定手段とを備えたことを特徴とするブラシレスモータの異常検出装置。

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