特許
J-GLOBAL ID:200903043268486859

動きベクトルを用いた映像監視方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉原 達治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-096704
公開番号(公開出願番号):特開2005-284652
出願日: 2004年03月29日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】カメラの映像を監視して、監視対象の異常な行動や動き、ルール違反の行動などを自動的に検出して、アラームを発するのに十分な検出精度を備えた映像監視システムを提供すること。【解決手段】監視カメラの映像画面全体をm×m個のブロックに分割し、各ブロック内の動き量を計算し、映像画面中で動き量が最大であるブロックを見出し、1つのフレームと次フレームにおける動き最大ブロックが時間的連鎖関係にあることを検出し、フレームの推移に伴って時間的連鎖ブロックが次々に連らなって形成する連鎖ブロックパターンを検出し、連鎖ブロックパターンを監視対象の正常パターンと比較して、連鎖ブロックパターンが正常パターンに適合しない場合はアラーム信号を発し、適合する場合は監視動作の1サイクルを終了することを特徴とする、動きベクトルを用いた映像監視方法。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
監視カメラの映像出力信号を前処理して、カメラ映像画面全体をm×m個のブロック(mは10≧m≧2、望ましくは10≧m≧5である整数)に分割し、 各ブロック内の動きベクトルの大きさの総和を求めて各ブロックの動き量を計算し、 カメラ映像画面中動き量が最大であるブロック(以下「動き量最大ブロック」という)を見出し、 当該動き量最大ブロックが、カメラ映像画面中に予め設定した監視対象物体の出現・消失予定領域内にあるか否かを判別し、領域外の場合は前記前処理のステップに戻り、 1つのフレーム中の動き量最大ブロックの座標(行番号,列番号)が(N,M)であるとき、次フレームにおける動き量最大ブロックの座標が(N,M)または(M±1,N±1)であることをもって、当該2個のフレームにおける動き量最大ブロック同士が時間的連鎖関係にあること(かかる1組のブロックを「時間的連鎖ブロック」という)を検出し、 k個(k≧3)のフレームの推移に伴って時間的連鎖ブロックが次々に連らなって形成されるパターン(以下「連鎖ブロックパターン」という)を検出し、 連鎖ブロックパターンが、監視対象物体が正常行動時に描くものとして予め設定したブロックの移動パターン(以下「正常パターン」という)に適合するか否か判別し、 連鎖ブロックパターンが正常パターンに適合しない場合はアラーム信号を発し、適合する場合は監視動作の1サイクルを終了して次サイクルを開始することを特徴とする、動きベクトルを用いた映像監視方法。
IPC (1件):
G06T7/20
FI (1件):
G06T7/20 B
Fターム (6件):
5L096AA06 ,  5L096BA02 ,  5L096CA04 ,  5L096DA03 ,  5L096GA19 ,  5L096HA04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特定シーン抽出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-043780   出願人:小宮一三, 株式会社山下電子設計

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