特許
J-GLOBAL ID:200903043278898810
締結装置及び該締結装置を用いた締結方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
津国 肇
, 篠田 文雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-065290
公開番号(公開出願番号):特開2007-239932
出願日: 2006年03月10日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】軸力管理が容易に正確に行なえる締結装置及び締結方法を提供する。【解決手段】雄ネジ2cを有する軸部2aと、ヘッド部2bとを備えたボルト部材2と、軸部2aに環装され、被締結材料に力を伝達可能な荷重伝達部材3と、ヘッド部2bと荷重伝達部材3との間に配設され、ヘッド部2bと荷重伝達部材3とに、ボルト材の軸方向の力(軸力)を伝達可能な弾性体4と、所定の摩擦力によりボルト部材2と荷重伝達部材3との相対的な動きを拘束して、弾性体4がヘッド部2bと荷重伝達部材3とに軸力を伝達可能な状態であって、かつ弾性体4に軸力が生じていない初期状態を保持することができる拘束手段5と、を備え、荷重伝達部材3に対して、ボルト部材2を初期状態から所定角度だけ回転させて、所定角度に対応したネジ込み量だけ弾性体4を圧縮することにより、所定角度に対応した締め付け力で被締結材料を締結する締結装置及び締結方法を提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
雄ネジを有する軸部と、ヘッド部とを備えたボルト部材と、
前記軸部に環装され、被締結材料に力を伝達可能な荷重伝達部材と、
前記ヘッド部と前記荷重伝達部材との間に配設され、前記ヘッド部と前記荷重伝達部材とに、前記ボルト材の軸方向の力(軸力)を伝達可能な弾性体と、
所定の摩擦力により前記ボルト部材と前記荷重伝達部材との相対的な動きを拘束して、前記弾性体が前記ヘッド部と前記荷重伝達部材とに前記軸力を伝達可能な状態であって、かつ前記弾性体に前記軸力が生じていない初期状態を保持することができる拘束手段と、
を備え、
前記荷重伝達部材に対して、前記ボルト部材を前記初期状態から所定角度だけ回転させて、前記所定角度に対応したネジ込み量だけ前記弾性体を圧縮することにより、前記所定角度に対応した締め付け力で前記被締結材料を締結することを特徴とする締結装置。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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