特許
J-GLOBAL ID:200903043290782712
耐衝撃性に優れたグラフト共重合体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-184457
公開番号(公開出願番号):特開2001-011138
出願日: 1999年06月29日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】使用原料や所要時間及び熱エネルギー等のロスを大幅に低減し、かつ安価なグラフト共重合体の製造方法。【解決手段】製造方法は、(A)界面活性剤としてカルボン酸のNa及び/又はK塩を用い、ジエン系単量体80〜100重量%及びビニル系単量体20〜0重量%を60〜85°Cで反応させて、生成ジエン系ゴム質重合体の数平均粒子径が0.05〜0.15μ、かつラテックス中に0.5〜10重量%のジエン系単量体が残存する転化率まで反応させる工程。(B)ジエン系ゴム質重合体を数平均粒子径0.2〜0.5μまで凝集肥大化させるに際し、酸性物質を槽内のラテックス液中へ直接供給する工程。(C)工程(A)の単量体合計100重量部に対し、芳香族ビニル60〜80重量%、シアン化ビニル20〜40重量%及び共重合可能な他のビニル系単量体0〜20重量%からなる単量体混合物35〜150重量%を添加しグラフト共重合させる工程。
請求項(抜粋):
下記(A),(B),(C)の3工程を同一反応槽で連続して実施することを特徴とする、耐衝撃性に優れたグラフト共重合体の製造方法。(A)ジエン系ゴム質重合体ラテックスの製造界面活性剤としてカルボン酸のナトリウム及び/又はカリウム塩を用い、ジエン系単量体80〜100重量%及びこれと共重合可能なビニル系単量体20〜0重量%からなる単量体100重量部を60〜85°Cで反応させてジエン系ゴム質重合体ラテックスを製造する工程であり、生成ジエン系ゴム質重合体の数平均粒子径が0.05〜0.15μであり、かつラテックス中の生成ジエン系ゴム質重合体(固形分)に対し、0.5〜10重量%のジエン系単量体が残存する転化率まで反応させる工程。(B)ジエン系ゴム質重合体の凝集肥大化工程(A)に引き続き、同一温度帯で酸性物質を用いてジエン系ゴム質重合体を数平均粒子径0.2〜0.5μまで凝集肥大化させるに際し、酸性物質を槽内のラテックス液中へ直接供給する工程。(C)グラフト共重合工程(B)に引き続き、工程(A)における単量体の合計100重量部に対し、芳香族ビニル系単量体60〜80重量%、シアン化ビニル系単量体20〜40重量%、及びこれらと共重合可能な他のビニル系単量体0〜20重量%からなる単量体混合物35〜150重量部を添加しグラフト共重合させる工程。
IPC (3件):
C08F279/04
, C08F 6/18
, C08F 36/04
FI (3件):
C08F279/04
, C08F 6/18
, C08F 36/04
Fターム (50件):
4J026AA17
, 4J026AA18
, 4J026AA45
, 4J026AA46
, 4J026AA49
, 4J026AA68
, 4J026AA69
, 4J026AA71
, 4J026AC11
, 4J026AC12
, 4J026AC32
, 4J026AC36
, 4J026BA05
, 4J026BA27
, 4J026BA31
, 4J026BA38
, 4J026BB03
, 4J026BB04
, 4J026CA08
, 4J026DA04
, 4J026DA09
, 4J026DA10
, 4J026DA14
, 4J026DA15
, 4J026DA16
, 4J026DB04
, 4J026DB10
, 4J026DB14
, 4J026DB15
, 4J026DB16
, 4J026DB32
, 4J026DB38
, 4J026DB40
, 4J026EA04
, 4J026GA02
, 4J026GA09
, 4J100AB02Q
, 4J100AB03Q
, 4J100AL03Q
, 4J100AM02Q
, 4J100AS02P
, 4J100AS03P
, 4J100AS07P
, 4J100CA01
, 4J100CA04
, 4J100EA07
, 4J100EA09
, 4J100FA20
, 4J100FA41
, 4J100GC19
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