特許
J-GLOBAL ID:200903043290990404

溶融亜鉛めっき鋼ストリップの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-211049
公開番号(公開出願番号):特開平7-048661
出願日: 1993年08月04日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 溶融亜鉛めっき鋼ストリップの製造の際には、めっき槽内に堆積したドロスを浮上させて除去し、そして、合金化溶融亜鉛めっき鋼ストリップの製造の際には、合金化不良等が生ぜず、ドロス性欠陥のない品質の優れた溶融亜鉛めっき鋼ストリップを製造する。【構成】 めっき槽1またはシンクロール6の何れか一方を昇降させることにより、シンクロール6とめっき槽底壁1aとの間の距離を調整可能となし、溶融亜鉛めっき鋼ストリップの製造の際には、シンクロール6をめっき浴3中に深く位置させ、めっき浴3がめっき槽全体的に十分に攪拌されている状態で鋼ストリップ5に溶融亜鉛めっき処理を施し、そして、合金化溶融亜鉛めっき鋼ストリップの製造の際には、シンクロール6をめっき浴3中に浅く位置させ、めっき浴3が攪拌されないような状態で鋼ストリップ5に溶融亜鉛めっき処理を施す。
請求項(抜粋):
溶融亜鉛めっき槽内の溶融亜鉛めっき浴中に、鋼ストリップを連続的に導き入れ、前記鋼ストリップを、前記めっき槽内に設けられたシンクロールにより上向きに反転させて、前記めっき浴外に導くことにより、前記鋼ストリップに溶融亜鉛めっき処理を施すことからなる、溶融亜鉛めっき鋼ストリップの製造方法において、前記溶融亜鉛めっき槽および前記シンクロールの何れか一方を昇降させることによって、前記シンクロールと前記めっき槽の底壁との間の距離を調整可能となし、溶融亜鉛めっき鋼ストリップを製造する場合には、前記シンクロールと前記めっき槽の底壁との間の距離を小になし、前記シンクロールを前記めっき槽の底壁に近接させて、めっき浴中に深く位置させ、前記めっき浴中を通る鋼ストリップにより、めっき浴がめっき槽全体的に十分に攪拌されている状態で、前記鋼ストリップに対し溶融亜鉛めっき処理を施し、一方、合金化溶融亜鉛めっき鋼ストリップを製造する場合には、前記シンクロールと前記めっき槽の底壁との間の距離を大になし、前記シンクロールを前記めっき浴の浴面に近接させて、めっき浴中に浅く位置させ、前記めっき浴中を通る鋼ストリップにより、めっき浴が攪拌されないような状態で、前記鋼ストリップに対し溶融亜鉛めっき処理を施すことを特徴とする、溶融亜鉛めっき鋼ストリップの製造方法。
IPC (3件):
C23C 2/00 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/40

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