特許
J-GLOBAL ID:200903043294754713

内燃機関の排気浄化装置におけるHC吸着剤の劣化診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-018459
公開番号(公開出願番号):特開平6-229235
出願日: 1993年02月05日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】内燃機関のHC排出量を低減する。【構成】吸着触媒5に吸着されるHCの総量を推定し、総量に見合った排気中の水分による標準露点時間を求めると共に、温度センサ13で検出される温度,排気中水分の露点期間中に吸着触媒5に供給される熱量から実露点時間を求め、実露点時間の標準露点時間からの短縮時間によって吸着触媒5の劣化度を検出し、それによってHCを脱離する負荷や2次空気供給通路16から排気浄化用触媒3に導入される2次空気量を調整する。
請求項(抜粋):
機関の排気系に所定の低温度条件で排気中のHCを吸着する機能を有した吸着剤と所定の高温度条件でHCを含む排気中の汚染成分を浄化する機能を有した排気浄化用触媒とを備え、前記排気浄化用触媒の活性化前の低温状態で前記吸着剤にHCを吸着させ、排気浄化触媒活性化後の高温状態で吸着剤に吸着されたHCを脱離して排気浄化用触媒により浄化させるようにした内燃機関の排気浄化装置において、機関運転状態を検出する運転状態検出手段と、吸着剤の入口及び出口側の排気温度を夫々検出する排気温度検出手段と、吸着剤出口側の排気温度状態に基づいて検出される排気の露点期間中に吸着剤入口側の排気温度と排気流量とに基づいて排気から吸着剤に供給される実供給熱量に相当する値を演算する実供給熱量相当値演算手段と、機関運転状態に基づいて所定の吸着条件で吸着剤に吸着されるHCの総量を推定するHC吸着総量推定手段と、該推定されたHC吸着総量に基づいて前記排気の露点期間中に排気から非劣化状態の吸着剤に供給されると推定される標準供給熱量に相当する値を演算する標準供給熱量相当値演算手段と、前記演算された標準供給熱量相当値と実供給熱量相当値に基づいて吸着剤の劣化度を検出する劣化度検出手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置におけるHC吸着剤の劣化診断装置
IPC (8件):
F01N 3/24 ZAB ,  F01N 3/08 ZAB ,  F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/20 ,  F01N 3/22 ZAB ,  F01N 3/22 301 ,  F01N 3/32 ZAB ,  F01N 3/32 301

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