特許
J-GLOBAL ID:200903043296550864

容積型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-118307
公開番号(公開出願番号):特開平7-310679
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 スクロール圧縮機等の偏心軸部を有する容積型圧縮機において、低回転域から高回転域までの広い回転数範囲にわたって起動ショックを防止する。【構成】 偏心軸装置6は駆動軸の軸端の駆動キー10と、可動スクロール部材のような被駆動部分を図示しない軸受によって支持し溝11aを有するブッシュ11からなり、圧縮されるときにばね定数が増大する弾性体12を溝11a内に備えている。図示例の弾性体12はゴム製で貫通孔12aを有する。圧縮機が駆動軸の低回転域で起動される時は弾性体12を圧縮する力が小さいが、弾性体12はばね定数が小さいので容易に圧縮されて、スクロール部材間の流体圧縮ポケットのシール力の急増を緩和する。高回転域で起動される時は圧縮反力が大きく弾性体12に作用する力も大きいが、貫通孔12aが潰れてばね定数が大きくなるので有効な緩和作用が生じ、いずれの場合も起動ショックを防止し得る。
請求項(抜粋):
少なくとも駆動軸と、前記駆動軸から駆動されることによって流体を圧縮する被駆動部分と、前記駆動軸と前記被駆動部分とを連結してトルクを伝達する偏心軸装置とを有し、前記偏心軸装置は、その内部に、伝達トルクが増大して行くとき次第にばね定数が大きくなる弾性体を備えていることを特徴とする容積型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/10 331

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