特許
J-GLOBAL ID:200903043298134345

金属箔張り積層板の製造法およびその製造に用いる金属箔

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-052400
公開番号(公開出願番号):特開平6-335992
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】SMD対応プリント配線板の基板に適した金属箔張り積層板として、SMDの半田接続信頼性確保のために必要な表面層の低弾性化と、金属箔引きはがし強さおよび耐熱性を確保する。【構成】アクリロニトリルブタジエンゴム、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、無機充填剤(水酸化アルミニウム等)を必須成分とする接着剤組成物を予め金属箔に塗布する。無機充填剤の配合量は、固形重量で60重量%以下とする。この金属箔をプリプレグとともに加熱加圧成形して金属箔張り積層板を製造する。接着剤組成物を塗布した金属箔を重ねたままにしたときの金属箔同士のブロッキング抑制のために、前記接着剤組成物100重量部に対して変性シリコンを50重量部以下の量で配合してもよい。アクリロニトリルブタジエンゴムに代えてアクリルゴムを用いると、積層板の熱による変色が少ない。
請求項(抜粋):
熱硬化性樹脂を含浸したシート状基材の層の表面に金属箔を載置し、これを加熱加圧成形する金属箔張り積層板の製造において、前記金属箔にはシート状基材への当接面に以下の(1)〜(4)の成分を必須とする接着剤組成物(A)を予め塗布しておくことを特徴とする金属箔張り積層板の製造法。(1)アクリロニトリルブタジエンゴム(2)エポキシ樹脂(3)フェノール樹脂(4)無機充填剤但し、無機充填剤の配合量は接着剤中の固形分換算で60重量%以下にする。
IPC (3件):
B32B 15/08 105 ,  B32B 7/02 ,  B32B 31/12

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