特許
J-GLOBAL ID:200903043306521000

高Crフェライト系耐熱鋼用溶接ワイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-204925
公開番号(公開出願番号):特開2004-042116
出願日: 2002年07月12日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】溶接部の高温クリープ強度及び靱性並びに溶接作業性が優れ、且つ線材に熱間割れが発生しない高Crフェライト系耐熱鋼用溶接ワイヤを得る。【解決手段】質量%単位でC:0.010〜0.150、Si:0.05〜0.90、Mn:0.20〜1.20、S:0.0005〜0.015、Cu:0.05〜3.00、Ni:0.05〜1.20、Co:0.50〜5.00、Cr:9.10〜13.0、Mo:0.05〜0.90、V:0.05〜0.90、Nb:0.005〜0.100、W:1.00〜5.00、N:0.010〜0.080、O:0.001〜0.015を含有し、S+O:≦0.02に規制し、残部がFe及び不可避的不純物からなり不可避的不純物のうちP:≦0.015、Ti:≦0.015に規制し、鋼線中Cuが0.5超えのときは鋼線中Cu/鋼線中Ni:≦3.0に規制し、適宜B、Alを添加する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鋼線の表面にCuメッキが施された高Crフェライト系耐熱鋼用溶接ワイヤにおいて、ワイヤの全質量あたり、 C:0.010乃至0.150質量%、Si:0.05乃至0.90質量%、Mn:0.20乃至1.20質量%、S:0.0005乃至0.015質量%、Cu:0.05乃至3.00質量%、Ni:0.05乃至1.20質量%、Co:0.50乃至5.00質量%、Cr:9.10乃至13.0質量%、Mo:0.05乃至0.90質量%、V:0.05乃至0.90質量%、Nb:0.005乃至0.100質量%、W:1.00乃至5.00質量%、N:0.010乃至0.080質量%及びO:0.001乃至0.015質量%を含有し、S+Oが0.02質量%以下に規制され、残部がFe及び不可避的不純物からなり、前記不可避的不純物のうち、Pが0.015質量%以下、Tiが0.015質量%以下に規制されており、前記鋼線のCu含有量(質量%)をCunet、Ni含有量(質量%)をNinetとしたとき、Cunetが0.5質量%を超える場合には、Cunet/Ninetの値が3.0以下に規制されていることを特徴とする高Crフェライト系耐熱鋼用溶接ワイヤ。
IPC (1件):
B23K35/30
FI (1件):
B23K35/30 320D
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る