特許
J-GLOBAL ID:200903043312885898

光学的情報記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-249524
公開番号(公開出願番号):特開平10-097735
出願日: 1996年09月20日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 光記録媒体に設けた凹溝の底面(低所)と基板の表面(高所)にそれぞれ情報トラックを設けて記録の高密度化を行うと、隣接する情報トラックで相互干渉が生じ、記録情報の損傷が発生する。【解決手段】 透明基板11に案内溝12を設け、これに干渉層21,相変化記録層22、干渉層23、反射層24、保護層25,26を形成して低所情報トラック14と高所情報トラック13を形成する。そして、これら情報トラック13,14の高さの差を、光記録媒体の透明基板11中の光ビームの波長λのλ/2程度とする。隣接する情報トラック間の高さの差が大きいため、隣接する情報トラックでの記録に際しての熱の影響が少なくなり、記録情報の損傷が防止される。また、隣接する情報トラックの反射光信号の位相が等しくなり、相互干渉による再生信号の乱れが防止され、再生の安定化が実現できる。
請求項(抜粋):
透明基板に設けた凹溝の底面(低所)と、この凹溝間の透明基板表面(高所)のそれぞれに記録層を形成し、かつこれらの記録層を低所情報トラックと高所情報トラックとして構成し、各情報トラックに前記透明基板を通して光ビームを照射することにより情報を記録あるいは再生する光学的情報記録媒体において、前記高所と前記低所との高さの差はλ/2あるいはその近傍の値(ここで、λは前記透明基板中の前記光ビームの波長)であることを特徴とする光学的情報記録媒体。
IPC (2件):
G11B 7/24 561 ,  G11B 7/24 563
FI (2件):
G11B 7/24 561 P ,  G11B 7/24 563 D

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