特許
J-GLOBAL ID:200903043314717895

アレーアンテナの素子位置決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-143435
公開番号(公開出願番号):特開2002-344223
出願日: 2001年05月14日
公開日(公表日): 2002年11月29日
要約:
【要約】【課題】 アレーアンテナの出力性能を向上させるようなアンテナ素子の位置を決定する。【解決手段】 STAPコントローラ20を備えたアレーアンテナ装置において、アンテナ位置設計装置200は、所望波のチャンネルインパルス応答の自己相関関数の絶対値の2乗の期待値をすべての所望波に対して加算した第1の関数と、所望波のチャンネルインパルス応答と干渉波のチャンネルインパルス応答との間の相互相関関数の絶対値の2乗の期待値をすべての所望波及びすべての干渉波に対して加算した第2の関数との加算してなる第3の関数を、1つのアンテナ素子の位置を基準とする他の(N-1)個のアンテナ素子の位置を引数とする第4の関数としておき、第4の関数が最小となる引数である他の(N-1)個のアンテナ素子の位置を計算してN個のアンテナ素子の位置を決定する。
請求項(抜粋):
それぞれ複数のトランスバーサルフィルタ回路を備え、所定の配置形状で近接して並置された複数N個のアンテナ素子からなるアレーアンテナによって受信された受信信号に対して所定の重み付け係数を用いて乗算した後、各乗算結果の信号を加算して出力する複数の演算回路手段と、上記複数の演算回路手段からそれぞれ出力される各信号を加算して、加算結果の信号を出力する加算手段と、上記加算手段から出力される加算結果の信号と所定の学習シーケンス信号との誤差信号が最小となるように上記重み付け係数を演算して上記複数の演算回路を制御する制御手段とを備えたアレーアンテナの素子位置決定方法であって、所望波のチャンネルインパルス応答の自己相関関数A1(m)の絶対値の2乗の期待値をすべての所望波に対して加算した第1の関数と、所望波のチャンネルインパルス応答と干渉波のチャンネルインパルス応答との間の相互相関関数Cp(m)の絶対値の2乗の期待値をすべての所望波及びすべての干渉波に対して加算した第2の関数との加算してなる第3の関数を、1つのアンテナ素子の位置を基準とする他の(N-1)個のアンテナ素子の位置を引数とする第4の関数としておき、上記第4の関数が最小となる引数である他の(N-1)個のアンテナ素子の位置を計算することにより、上記アレーアンテナのN個のアンテナ素子の位置を決定するステップを含むことを特徴とするアレーアンテナの素子位置決定方法。
Fターム (12件):
5J021AA06 ,  5J021CA06 ,  5J021EA04 ,  5J021FA09 ,  5J021FA14 ,  5J021FA15 ,  5J021FA16 ,  5J021FA17 ,  5J021FA18 ,  5J021FA20 ,  5J021FA32 ,  5J021GA02

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