特許
J-GLOBAL ID:200903043317060730

非線形歪等化用適応型等化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-134975
公開番号(公開出願番号):特開平6-020208
出願日: 1992年05月27日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】ディジタル信号の高密度磁気記憶装置からの読出出力に含まれるシンボル間干渉歪および非線形歪を少ない演算量で除去できる等化器を提供する。【構成】等化アドレス信号とビタビ遷移シンボル系列信号の組合せから読み出される複数の推定値信号を格納した推定値信号記憶器101と、推定値信号記憶器101から出力される複数個の推定値信号の値と振幅エンコーダ106によりバイナリに変換された入力データシンボルとの間の誤差を示す複数の誤差信号を出力する誤差検出器104と、この複数の誤差信号をブランチメトリックとしてビタビアルゴリズムに基づいて等化を行い、入力データシンボルの推定シンボルと等化アドレス信号および修正アドレス信号とを出力するビタビ復号器105と、入力データシンボルにより修正アドレス信号で示される推定値信号記憶器101の推定値信号を更新する修正器102とから構成される。
請求項(抜粋):
M値ディジタル信号(Mは2以上の整数)であってn個のデータシンボル(nは1以上の整数)にわたりインパルス応答の広がるシンボル間干渉による歪を含む入力ディジタル信号と、この入力信号に対応するMm 個(mは1以上n以下の整数)の推定値信号の各々と前記入力信号との間の誤差をそれぞれ表す複数の誤差信号を生ずる誤差検出器と、前記複数の誤差信号をブランチメトリックとしてビタビアルゴリズムに基づき等化対象のnシンボル長のシンボル系列について等化を行い前記入力信号に対する等化推定シンボルを出力するとともにビタビ遷移図のn-mシンボル長のパス履歴を等化アドレス信号として出力するビタビ復号器と、前記ビタビ遷移図に基づく等化アドレス信号とmシンボル長の遷移シンボル系列とから成る前記Mm 個の推定値信号アドレスを順次出力するアドレス制御器と、前記アドレス制御器から前記Mm 個の推定値信号アドレスを順次受信し前記推定値信号アドレスに対応のMm 個の前記推定値信号を順次前記誤差検出器へ出力する推定値信号記憶器とを含むことを特徴とする非線形歪等化用適応型等化器。
IPC (7件):
G11B 5/09 321 ,  G11B 20/10 321 ,  G11B 20/18 102 ,  H03H 17/00 ,  H03H 21/00 ,  H03M 13/12 ,  H04L 25/03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-160668

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