特許
J-GLOBAL ID:200903043320948254

簡易組立二重側壁紙箱

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300954
公開番号(公開出願番号):特開平11-130048
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】組み立て後の紙箱の角隅部から水などの液体が漏洩しない構造とした紙箱であり、しかも通常は運搬や保管などに便利なように偏平に折り開かれていて嵩をとらない構造であるとともに、紙箱本体への物品の収納、包装、運搬、出荷時には、底板の一対の対向する辺より直ちに一対の二重側壁部を底板に垂直に折り立てることにより容易に組み立てて使用できるようにすることにある。【解決手段】底板1の一方向の幅Wと前記側板4の幅に相当する紙箱の深さDとの関係がW/2≦D<Wに設定され、且つ側板2と折込フラップ6の三角形部6aとの重ね合わせ内面が互いに貼着固定された後、前記二重側壁部がそれぞれ折目a、cを介して底板1より折り立てられるとともに重ね合わせられる前記三角形部6a、6bが前記側板2と内側板3との間に挟持されている。
請求項(抜粋):
矩形状底板1の互いに対向する各辺に折目a、bを介して連設した一対の側板2と内側板3、及び折目c、dを介して連設した一対の側板4と内側板5による二重側壁部を備え、前記各々側板2、4の両側に折目e、fを介して連設し且つ前記底板1の各々角隅部相当部より各々折目e、fに対して45°角度の折目gにて対称形に二分されるそれぞれ三角形部6aと6bとによる折込フラップ6を備え、前記各々折込フラップ6の三角形部6aと6bとが各々折目e、f、gを介して内方に折り込まれ、前記二重側壁部がそれぞれ折目a、cを介して底板1より折り立てられ、重ね合わせた前記三角形部6a、6bが前記一対の側板2と内側板3との間に挟持されて形成される簡易組立二重側壁紙箱において、前記底板1の一方向の幅Wと前記側板4の幅に相当する紙箱の深さDとの関係が、W/2≦D<Wに設定され、且つ、折目dを介して一対の前記側板4と内側板5とが折り重ねられた後、折目c、eを介して一対の前記側板4及び折込フラップ6が底板1及び側板2上に折り重ねられ、その側板2と折込フラップ6の三角形部6aとの重ね合わせ内面が互いに貼着固定された後、前記二重側壁部がそれぞれ折目a、cを介して底板1より折り立てられるとともに重ね合わせられる前記三角形部6a、6bが前記側板2と内側板3との間に挟持されていることを特徴とする簡易組立二重側壁紙箱。
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る