特許
J-GLOBAL ID:200903043321918600

汚濁防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-204879
公開番号(公開出願番号):特開平9-053221
出願日: 1995年08月10日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 潮流が速い海域においても汚濁防止用のカーテンによって汚濁防止低減効果を充分に期待できるようにする。【解決手段】 水面に浮上するフロート10にカーテン11,11...を取付けるためのテンションベルト12を固設し、該テンションベルト12を上端部として汚濁防止膜として配設せられる各カーテン11,11...の周縁部を囲繞できる縦横の補強ベルト13,14、13,14...を配設して格子状の枠部Aを構成する。更に、該枠部Aの各格子内に夫々前記カーテン11,11...を配設し、そして、該カーテン11,11...の夫々の上端縁を最上段のカーテン11,11...はテンションベルト12に、下方段のカーテン11,11...は該枠部Aの夫々の各格子の上方部の横方向補強ベルト14,14...に取付けて、各カーテン11,11...の下方部を開放自在に形成する。更に又、各カーテン11,11...の下端縁と夫々の各格子の下方部の横方向補強ベルト14,14...間に高透水性膜体15,15...を介装して取付ける。
請求項(抜粋):
水面に浮上するフロートに汚濁防止膜が吊設され、且つ、該汚濁防止膜の下端部には重錘が取付けられて成る汚濁防止装置に於て、上記汚濁防止膜の構成部材であるカーテンは所定サイズの合成樹脂材から成り、且つ、前記フロートには合成樹脂製のテンションベルトが連結されており、該テンションベルトには汚濁防止膜として配設せらるべき各カーテンの周縁部の対応位置に縦横の合成樹脂製の補強ベルトが配設されて格子状の枠部を形成し、最上段のカーテンの上端縁は前記テンションベルトに連結され、下方段の各カーテンの上端縁は夫々対応する枠部の各格子の上方部横方向補強ベルトに連結して下方部を開閉自在にし、且つ、該カーテンの下端縁に所定巾を有する高透水性膜体の一側縁を取付け、該高透水性膜体の他側縁を夫々対応する各格子の下方部横方向補強ベルトに連結して成る汚濁防止装置。

前のページに戻る