特許
J-GLOBAL ID:200903043324145679

複数サーバとの通信接続装置及び通信接続方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-238718
公開番号(公開出願番号):特開平10-084385
出願日: 1996年09月10日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 提供情報の複製を複数の異なるサーバに同時に蓄積し、要求クライアントにIP通信網を介して転送する際、クライアントが複数のサーバを意識することなくアクセスでき、システム側は、通信負荷を分散化させて効率的に情報提供できるようにする。【解決手段】 クライアント13が情報へのアクセス要求をGW14に送ると、GW14は、IPパケットのIPヘッダのDA/SAフィールドを操作してカプセル化し、サーバ群12の中から選択した一つのサーバに情報へのアクセス要求を転送する。そのサーバは、送られたIPパケットのカプセル化を解除し、蓄積している提供情報をクライアント13へ転送する。
請求項(抜粋):
インターネットプロトコルを用いた複数のネットワークで構成されたインターネットプロトコル通信網内に設置され、該通信網を介して接続された複数の物理的に異なるサーバ装置が蓄積している情報に対する、クライアントからサーバ装置へのアクセス要求を受け付け、サーバ装置への接続を行うゲートウェイ装置であって、クライアントが要求している情報と該情報を蓄積しているサーバ装置との対応表、及びクライアントと通信中のサーバ装置との対応を記録した接続ログファイルを記憶する記憶手段と、受信したインターネットプロトコル・パケットに対し所定のインターネットプロトコル・ヘッダを付加して、該インターネットプロトコル・パケットをカプセル化するカプセル化手段と、クライアントからサーバ装置へのアクセス要求を示すインターネットプロトコル・パケットを受信すると、前記対応表を参照し、サーバ装置群の中から一つのサーバ装置を選択し、前記カプセル化手段により、サーバ装置のアドレスをデスティネーション・アドレス・フィールドに書き込んだインターネットプロトコル・ヘッダで、前記インターネットプロトコル・パケットをカプセル化してサーバ装置へ送出するように制御する手段と、サーバ装置からクライアントへの情報転送通信に対する、該クライアントからの応答確認のインターネットプロトコル・パケットを受信すると、前記接続ログファイルを参照し、クライアントと通信中のサーバ装置を認識して、前記カプセル化手段により、サーバ装置のインターネットプロトコル・アドレスをデスティネーション・アドレス・フィールドに書き込んだインターネットプロトコル・ヘッダで、前記インターネットプロトコル・パケットをカプセル化してサーバ装置へ送出するように制御する手段と、を有することを特徴とするゲートウェイ装置。
IPC (4件):
H04L 12/56 ,  G06F 13/00 351 ,  G06F 13/00 355 ,  H04L 12/66
FI (4件):
H04L 11/20 102 F ,  G06F 13/00 351 A ,  G06F 13/00 355 ,  H04L 11/20 B

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