特許
J-GLOBAL ID:200903043330583203
一重項酸素検出装置とこれを用いた光線力学的治療装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 芳樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-178536
公開番号(公開出願番号):特開2001-004542
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月12日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、一重項酸素の発生を確認する一重項酸素検出装置と、これを応用した光線力学的治療装置を提供する。【解決手段】 本発明に係る一重項酸素検出装置は、励起光を対象物1に照射する照射手段2と、励起された光増感剤で発生した一重項酸素が、基底状態の三重項酸素に失活する際に発生する光を検出する光検出手段3と、一重項酸素が基底状態の三重項酸素に失活する際の発光が支配的となる第2発光期間の少なくとも一部を含む所定の検出対象期間における光検出手段の出力を抽出する抽出手段8とを備えることを特徴とし、これにより、いままで不明瞭であった一重項酸素の発生の検出が確実に行えるようになる。また、本発明の光線力学的治療装置は、従来の光線力学的治療装置に加えて前述の一重項酸素検出装置を備えることを特徴とし、これにより、治療に必要な最小限の一重項酸素の発生を確認しながら治療を行うことができる。
請求項(抜粋):
光増感剤を含ませた対象物から発生する一重項酸素を検出する一重項酸素検出装置において、前記光増感剤を励起するための励起光を前記対象物に照射する照射手段と、励起された前記光増感剤からのエネルギ移動により発生した前記一重項酸素が、基底状態の三重項酸素に失活する際に発生する光を検出する光検出手段と、前記励起光の照射直後から第1の所定時間が経過するまでの期間であって、前記光増感剤からの蛍光が支配的となる第1発光期間と、前記第1発光期間後から第2の所定時間が経過するまでの期間であって、前記一重項酸素が基底状態の前記三重項酸素に失活する際の発光が支配的となる第2発光期間と、前記第2発光期間後の第3発光期間とのうち、前記第2発光期間の少なくとも一部を含む所定の検出対象期間における前記光検出手段の出力を抽出する抽出手段とを備え、前記抽出手段により抽出された前記光検出手段の出力に基づき一重項酸素を検出することを特徴とする一重項酸素検出装置。
IPC (2件):
G01N 21/64
, A61B 1/00 300
FI (2件):
G01N 21/64 Z
, A61B 1/00 300 G
Fターム (26件):
2G043AA04
, 2G043BA16
, 2G043CA03
, 2G043DA02
, 2G043EA01
, 2G043EA10
, 2G043FA03
, 2G043FA05
, 2G043GA04
, 2G043GB01
, 2G043GB18
, 2G043HA01
, 2G043JA01
, 2G043KA01
, 2G043KA05
, 2G043KA08
, 2G043KA09
, 2G043LA03
, 2G043NA01
, 4C061AA00
, 4C061BB08
, 4C061CC07
, 4C061DD00
, 4C061NN01
, 4C061QQ03
, 4C061WW17
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