特許
J-GLOBAL ID:200903043339953666

植物ヌクレオチド糖ピロフォスファターゼ/フォスフォジエステラーゼ(NPPase)、産生方法、試験装置の製造における使用および形質転換植物の産生におけるその応用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 杉村 興作 ,  高見 和明 ,  徳永 博 ,  岩佐 義幸 ,  藤谷 史朗 ,  来間 清志 ,  冨田 和幸
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-520690
公開番号(公開出願番号):特表2005-532806
出願日: 2003年07月15日
公開日(公表日): 2005年11月04日
要約:
本発明はNPPaseに関するものであり、それは、フォスフォスルフェイトおよびフォスフォジエステラーゼ結合を有する広範囲の小分子、特にADPG(アデノシン・ジフォスフェイト・グルコース)およびAPS(アデノシン5’フォスフォスルフェイト)の加水分解を触媒する酵素である。植物抽出物から得られたこの酵素は、アッセイ装置中において、(i)ヌクレオシド-ジフォスフェイト糖のレベルを、放出された糖-1-フォスフェイトまたはヌクレオシド・モノフォスフェイト(その両者はNPPaseにより触媒された反応によって生成したプロダクトである)のいずれかに基づいて測定するために、加えて、(ii)3’-フォスフォアデノシン5’-フォスフォスルフェイト(PAPS)およびAPSなどのスルフォヌクレオチドを検出するために使用される。更に本発明は、本酵素のアミノ酸配列のみならず、完全cDNAおよび他の不完全cDNAのヌクレオチド配列にも関する。本発明は更に、NPPaseを過剰発現し、糖含量が高く、澱粉および細胞壁多糖の含量が低く、高濃度の塩および高温に対して耐性を有する形質転換植物の作製も述べるものである。
請求項(抜粋):
ヌクレオチド糖ピロフォスファターゼ/フォスフォジエステラーゼ(NPPase)活性により植物由来の酵素プロダクトをその可溶型アイソフォームで得る方法において、植物由来の材料を緩衝液による蛋白質画分の抽出にかけ、抽出物を濾過し、一連の遠心分離および沈殿による精製の方法が続き、溶媒のpHおよびイオン強度の両者を調整すると共に、好ましくは蛋白質を60°C以上に加熱して氷中で冷却し、およびゲル濾過、等電点電気泳動、変性ゲル電気泳動、または植物組織から抽出された蛋白質を精製する他の同等な方法による精製を含むことを特徴とする上記方法。
IPC (8件):
C12N15/09 ,  A01H5/00 ,  B01D57/02 ,  B03C5/00 ,  C12M1/34 ,  C12N9/16 ,  C12Q1/42 ,  C12Q1/44
FI (9件):
C12N15/00 A ,  A01H5/00 A ,  B01D57/02 ,  B03C5/00 Z ,  C12M1/34 E ,  C12N9/16 B ,  C12N9/16 C ,  C12Q1/42 ,  C12Q1/44
Fターム (44件):
2B030AA02 ,  2B030AB03 ,  2B030AD04 ,  2B030AD05 ,  2B030AD09 ,  2B030CA17 ,  2B030CB02 ,  4B024AA08 ,  4B024AA11 ,  4B024BA11 ,  4B024BA79 ,  4B024CA04 ,  4B024CA20 ,  4B024DA01 ,  4B024DA05 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B029AA07 ,  4B029FA12 ,  4B050CC03 ,  4B050DD13 ,  4B050FF01C ,  4B050FF02C ,  4B050FF03C ,  4B050FF04C ,  4B050FF12C ,  4B050FF13C ,  4B050LL03 ,  4B050LL05 ,  4B050LL10 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ62 ,  4B063QQ67 ,  4B063QR04 ,  4B063QR12 ,  4B063QR13 ,  4B063QR19 ,  4B063QR58 ,  4B063QR65 ,  4B063QS28 ,  4B063QS36 ,  4B063QX01 ,  4D054FA06 ,  4D054FB20
引用文献:
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