特許
J-GLOBAL ID:200903043350469326
車輪用軸受
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野田 雅士 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-343551
公開番号(公開出願番号):特開2002-147478
出願日: 2000年11月10日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 回転側の部材とシール板との嵌合部における防錆性が向上し、錆によるシール板の撓み変形を防止する。これにより、エンコーダ格子の検出による回転検出精度の維持を図る。【解決手段】 この車輪用軸受は、内方部材1および外方部材2と、これら内外の部材間に収容される複数の転動体3と、内外の部材1,2間の端部環状空間を密封するシール装置5とからなる。シール装置5は、第1および第2の環状のシール板11,12を有する。両シール板11,12は、各々円筒部11a,12aと立板部11b,12bとでなる断面L字状に形成されて互いに対向する。第1のシール板11は上記内方部材1および外方部材2のうちの回転側の部材に嵌合され、その立板部に磁性体粉が混入された弾性部材14が加硫接着されている。第1のシール板11が嵌合される回転側部材の嵌合面に防錆処理層21を形成する。
請求項(抜粋):
内方部材および外方部材と、これら内外の部材間に収容される複数の転動体と、上記内外の部材間の端部環状空間を密封するシール装置とからなる車輪用軸受において、上記シール装置は、上記内方部材と外方部材のうちの互いに異なる部材に各々取付けられた第1および第2の環状のシール板を有し、両シール板は、各々円周部と立板部とでなる断面L字状に形成されて互いに対向し、第1のシール板は上記内方部材および外方部材のうちの回転側の部材に嵌合され、立板部は軸受外方側に配されると共に、この立板部に磁性体粉が混入された弾性部材が加硫接着されて、この弾性部材は周方向に交互に磁極が形成され、第2のシール板は上記立板部に摺接するサイドリップと円筒部に摺接するラジアルリップとを一体に有し、この第2のシール板の円筒部と上記第1のシール板の立板部の先端とを僅かな径方向間隔をもって対峙させ、上記回転側の部材の第1のシール板が嵌合される嵌合面に防錆処理層を形成したことを特徴とする車輪用軸受。
IPC (4件):
F16C 33/78
, F16C 19/52
, F16C 33/62
, F16C 33/80
FI (4件):
F16C 33/78 Z
, F16C 19/52
, F16C 33/62
, F16C 33/80
Fターム (12件):
3J016AA01
, 3J016BB03
, 3J016BB17
, 3J016CA02
, 3J101AA01
, 3J101AA62
, 3J101BA70
, 3J101DA05
, 3J101EA01
, 3J101EA06
, 3J101FA08
, 3J101GA03
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