特許
J-GLOBAL ID:200903043351714219

複数の低解像度画像を用いた高解像度画像の生成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-031335
公開番号(公開出願番号):特開2006-221220
出願日: 2005年02月08日
公開日(公表日): 2006年08月24日
要約:
【課題】 低解像度画像の合成による高解像度化に伴うノイズの増大を軽減しつつ、高精細な画像を得ることが可能な技術を提供する。【解決手段】 画像処理装置は、エッジ検出部と動きベクトル検出部と高解像度化処理部とを備える。高解像度化処理部は、エッジ検出部によってエッジが検出された位置では、エッジベクトルと画像の動きベクトルのなす角度が小さいときに合成高解像度化処理モードを選択し、この角度が大きいときにはフラクタル補間高解像度化処理モードを選択する。また、エッジが検出されなかった位置では単純高解像度化処理モードによる高解像度化を選択して実行する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
参照画像を含む複数の低解像度画像を用いて1枚の高解像度画像を作成する画像処理装置であって、 前記参照画像を解析することによって、前記参照画像内のエッジを検出するエッジ検出部と、 前記参照画像と他のN個(Nは1以上の整数)の低解像度画像との間のN個の動きベクトルを検出する動きベクトル検出部と、 前記複数の低解像度画像に基づいて、1枚の高解像度画像を作成するための高解像度化処理を実行する高解像度化処理部と、 を備え、 前記高解像度化処理は、 前記複数の低解像度画像を合成することによって前記高解像度画像を作成する合成高解像度化処理モードと、 前記参照画像のみを用い、1つ以上の最近接画素を参照して各高解像度画素の画素値を決定することによって前記高解像度画像を作成する単純高解像度化処理モードと、 前記参照画像のみを用い、フラクタル補間を利用して前記高解像度画像を作成するフラクタル補間高解像度化処理モードと、 を有し、 前記高解像度化処理部は、 (i)エッジが検出された位置において、前記検出されたエッジのエッジベクトルと前記N個の動きベクトルとのなす角度の大小関係を示す指標値を算出し、 (i-1)前記指標値が、前記エッジベクトルと前記N個の動きベクトルのなす角度が十分に小さいことを示す所定の判定条件を満足する場合には、前記合成高解像度化処理モードによる高解像度化を選択して実行し、 (i-2)前記指標値が前記判定条件を満足しない場合には、前記フラクタル補間高解像度化処理モードによる高解像度化を選択して実行し、 (ii)エッジが検出されなかった位置では前記単純高解像度化処理モードによる高解像度化を選択して実行する、画像処理装置。
IPC (3件):
G06T 3/00 ,  G06T 7/20 ,  H04N 5/262
FI (3件):
G06T3/00 400J ,  G06T7/20 B ,  H04N5/262
Fターム (27件):
5B057AA20 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CC01 ,  5B057CE10 ,  5B057CH11 ,  5B057CH18 ,  5B057CH20 ,  5B057DA17 ,  5B057DB02 ,  5B057DB09 ,  5B057DC08 ,  5B057DC16 ,  5C023AA02 ,  5C023AA11 ,  5C023AA27 ,  5C023BA11 ,  5C023CA03 ,  5L096AA06 ,  5L096CA04 ,  5L096EA33 ,  5L096FA06 ,  5L096FA67 ,  5L096GA02 ,  5L096HA04
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る