特許
J-GLOBAL ID:200903043364215122

腐食環境SCC亀裂進展予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-183619
公開番号(公開出願番号):特開平11-023565
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】腐食環境での応力腐食割れ(SCC)亀裂の発生,進展挙動における亀裂潜伏期間と亀裂進展期間の両者を統合しSCC亀裂の進展を定量的、かつ、より現実的に予測するアルゴリズムに基づいた亀裂進展予測方法の提供。【解決手段】腐食環境中のSCC亀裂が進展性の亀裂に成長するまでの臨界亀裂形成時間で臨界SCC亀裂が形成され、前記臨界SCC亀裂の応力拡大係数(K)がSCC下限応力拡大係数(KISCC)以上の場合にSCC亀裂の定常進展が生じ、そのときの亀裂先端歪み速度と応力拡大係数との関係が、前記KISCCから開始するS字形曲線に基づいて与えられる関係式に基づき亀裂進展を予測するSCC亀裂進展予測方法。
請求項(抜粋):
腐食環境中において、応力腐食割れ(SCC)亀裂が進展性の亀裂に成長するまでの臨界亀裂形成時間(t<SB>C</SB>)で臨界SCC亀裂が形成され、前記臨界SCC亀裂の応力拡大係数がSCC下限応力拡大係数K<SB>ISCC</SB>以上の場合にSCC亀裂の定常進展が起こるとして、そのときの亀裂先端歪み速度(dε<SB>ct</SB>/dt)と応力拡大係数(K)の関係を、前記SCC亀裂の先端における応力拡大係数(K)に基づき、第I領域(K<SB>ISCC</SB>≦K<K<SB>I-II</SB>),第II領域(K<SB>I-II</SB>≦K<K<SB>II-III</SB>)および第III領域(K<SB>II-III</SB>≦K)の3つの領域で構成されるS字形曲線で与えられる式〔1〕,〔2〕により、【数1】亀裂進展速度(da/dt)を求め、これにより亀裂進展量を計算するアルゴリズムによって、腐食環境でのSCC亀裂の進展を予測することを特徴とする腐食環境SCC亀裂進展予測方法。
IPC (4件):
G01N 33/20 ,  C23F 15/00 ,  G01N 17/00 ,  G21D 1/00
FI (4件):
G01N 33/20 N ,  C23F 15/00 ,  G01N 17/00 ,  G21D 1/00 X

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