特許
J-GLOBAL ID:200903043364329403

数値解析用要素作成システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-126080
公開番号(公開出願番号):特開平7-334541
出願日: 1994年06月08日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【構成】領域上に予め与えられた格子線を用いて領域の要素分割を行うシステムにおいて、分割用格子線9の角と分割すべき領域境界8とがちょうど重なった場合11でも、例外処理を行わず、領域境界が角から無限小だけ離れた点を通ると解釈して通常どおりに分割を行い、その結果生じる無限小長さの辺16や無限小の多角形15を分割後に取り除くことにより、数値解析用要素を生成する。【効果】従来必要であった例外処理を不要にすることにより、処理を高速化できる。
請求項(抜粋):
与えられた多面体領域または多角形領域を数値解析用の小領域に分割するシステムのうち、分割すべき領域を含む領域にあらかじめ与えられた規則的もしくは不規則的メッシュを用いて初期分割を行うシステムにおいて、前記分割すべき領域の境界に属する頂点とメッシュに属する頂点もしくは辺もしくは面との間に重なりがある場合に、前記分割すべき領域の境界に属する頂点を前記メッシュに属する頂点から無限小だけずれた位置にあるとみなし、重なりのない場合と同様にして前記メッシュに属する辺もしくは面に対する頂点の内外判定を行い、その結果を用いて前記メッシュに属する辺もしくは面による領域の分割を行うことにより、重なりの有無、あるいは重なりの種類によって従来必要であった例外処理を用いることなく初期分割を終了し、前記無限小のずれを導入したことによって分割結果の小領域に生じる、長さが無限小の辺,面積が無限小の多角形、および体積が無限小の多面体を分割後に取り除くことを特徴とする数値解析用要素分割システム。

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